手塚治虫による日本の漫画作品
医者は人のからだはなおせても・・・ゆがんだ心の底まではなおせん
たいしたやつだな・・・簡単に五人も死なせるなんて こっちは・・・ひとり助けるだけで せいいっぱいなんだ・・・
正義か そんなもんはこの世の中にありはしない
天地神明にさからうことなかれ おごるべからず 生き死にはものの常なり 医の道はよそにありと知るべし
流れ星になって十…二十…と毎日消えていくように見えても星の数はいっこうにへらない 病気ってやつは この星空みたいなもんだねえ
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人間は動物をさばく権利があるのかね?
医者は人間の病気をなおして命を助ける!その結果、世界中に人間がバクハツ的にふえ食糧危機が起きて何億人も死んでいく…………そいつがあなたのおぼしめしなら………医者はなんのためにあるんだ!!
死んでいく花より 野にはえて生きている花のほうがどんなにいいかわからん
これだけは きみもキモにめいじておきたまえ 医者は 人をなおすんじゃない 人をなおす手伝いをするだけだ なおすのは…本人なんだ 本人の気力なんだぞ!
わからんね、死後の世界のことは興味無いよ 爺さんが生きがいをみつけた、それだけでいいじゃないか
……われわれは神じゃない……人間なんだ!!人間が人間のからだをなおすのは……カケるしかないでしょう………………?
あなたを裏切るようだが…私はこの顔のままでいいんです…私にとっても大事な皮フなのです……それにあなたの美しい顔にメスを入れたくはなかったのですよ…
150億円いただきましょう
そうがっかりするなよ、これは春一番さ これからほんとうの春がくるんだ
人間が生きものの生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね………
ふざけるな おれも医者のはしくれだ いのちが助かるにこしたことはないさ・・・
おたがいさまでさァ あなたに助けられたときは もっとうれしかった…
いや そうじゃない この瞬間は永遠なんだ
それでも私は人をなおすんだっ 自分が生きるために!!
ブログ管理人のコメント
手術の天才で非合法に高額な手術費をふんだくり、そのくせ人情味のある性格のブラック・ジャックが大好きです。こうして名言を並べてみると、いかに天才のブラック・ジャックでも医学の限界や避けられない死に苦悩しているのが分かります。
手術の天才で非合法に高額な手術費をふんだくり、そのくせ人情味のある性格のブラック・ジャックが大好きです。こうして名言を並べてみると、いかに天才のブラック・ジャックでも医学の限界や避けられない死に苦悩しているのが分かります。
『BLACK JACK』(ブラック・ジャック)は、手塚治虫による日本の漫画作品。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて1973年11月19日号から1978年9月18日号にかけて連載したのち、1979年1月15日号から1983年10月14日号にかけて不定期連載された。全242話。略称はB・J。
無免許ではあるものの、神業ともいえるテクニックにより世界中に名を知られる、天才外科医ブラック・ジャックを主人公に、「医療と生命」をテーマにそれぞれ据えた医療漫画である。「漫画家生活30周年記念作品」「手塚治虫ワンマン劇場」という煽りで、手塚治虫のスター・システムによるオールスター出演がウリの作品であり、短期間で終了する予定だったが、定期不定期合わせて10年近く続く長期連載作となり、単行本の発行部数は手塚の他作品を大きく引き離す、まさに代表作となった。
『週刊少年マガジン』で連載した『三つ目がとおる』とともに、手塚治虫の少年漫画における1970年代の最大にして、少年漫画家としては最後のヒット作である。また、本作品によって現代まで続く「医療マンガ」のジャンルが形成されるきっかけになった金字塔でもある。
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