安倍吉俊の同人誌『オールドホームの灰羽達』を元に構成されたテレビアニメ作品
あなたの灰羽としての未来への導となるようにこの光輪を授けます。
永遠なんてありえないよ。何もかもがいつかは終わる。
だから、いいんだ。
今が今しかないから、この瞬間が、こんなにも大事なんだ。
だから、いいんだ。
今が今しかないから、この瞬間が、こんなにも大事なんだ。
私にとって、ラッカはラッカでなくても良かったんだ。ラッカが私を信じたのが間違いだったんだ。
罪を知る者に罪はない
では汝に問う、汝は罪びとなりや
では汝に問う、汝は罪びとなりや
うんと優しくしてあげよう。ずっと一緒にいてあげよう。
今度こそ私はクラモリみたいに良い灰羽になるんだ。
今度こそ私はクラモリみたいに良い灰羽になるんだ。
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あ~!灰羽ちゃんだ~!
私がレキを救う、鳥になるんだ
わたしが罪人で、ほんとはここにいちゃいけないのなら どこかわたしのいるべき場所へ連れていってください。
ここは…この街はわたしには幸せすぎます。
みんなやさしくて、誰からも大事にされて いたたまれないんです。
もしわたしの見た夢が本当のことなら、わたし帰りたい。帰ってあやまらなきゃ。
ここは…この街はわたしには幸せすぎます。
みんなやさしくて、誰からも大事にされて いたたまれないんです。
もしわたしの見た夢が本当のことなら、わたし帰りたい。帰ってあやまらなきゃ。
心の中にコップがあるの。
綺麗で透き通ったコップ。
そこにね、滴が落ちてくるの。
ポツ、ポツ、ポツって・・・毎日ちょっとずつ。
それでね、・・・今日わたしのコップが一杯になったような、
そんな気がしたんだ。
ラッカも私に滴をくれたんだよ?
だから・・・ありがとう
綺麗で透き通ったコップ。
そこにね、滴が落ちてくるの。
ポツ、ポツ、ポツって・・・毎日ちょっとずつ。
それでね、・・・今日わたしのコップが一杯になったような、
そんな気がしたんだ。
ラッカも私に滴をくれたんだよ?
だから・・・ありがとう
働いてこそ、一人前。
考えなさい。答えは自分で見つけなければならない。
鳥は壁を越えることを許されている特別な生き物なんだ
私なんか、いなくなっちゃえばいいんだ
みんな私を置いていっちゃうんだな…
泣いちゃダメだ。私がレキを助けるんだ。・・・・・笑え、ラッカ。…笑え…
ねぇ、生まれてくるときってどんなだった?
何があってもきっと、ラッカの傍に居るから
意味はきっとあるよ それを見つけられたら、きっと…
わたしは許されたのだろうか?
ブログ管理人のコメント
光輪と小さな羽を備えた、天使にも似た灰羽と呼ばれる少年少女たちの救済の物語。謎に満ちた穏やかな世界観が大好きです。心が温まる言葉と悲しい言葉が入り乱れています。
光輪と小さな羽を備えた、天使にも似た灰羽と呼ばれる少年少女たちの救済の物語。謎に満ちた穏やかな世界観が大好きです。心が温まる言葉と悲しい言葉が入り乱れています。
『灰羽連盟』(はいばねれんめい、仏語:Ailes Grises)は、安倍吉俊の同人誌『オールドホームの灰羽達』を元に構成されたテレビアニメ作品である。
登場人物たちの深い心理描写、独特の不思議な世界観、セピア調の抑えた色彩、美しく雰囲気のある背景、透明感あふれる音楽などのほか、精神的なテーマを扱う。悲しく重い内容を含みながらも、これらのバランスが良質な作品となっている。 2002年アニメ放送された当時は知名度もなかったが、描写の素晴らしさやストーリーの秀逸さに口コミで広がった作品である。
高い空からまっすぐに落ちていく少女。やがて彼女は水に満たされた繭の中で目を覚ます。古びた建物の一室で彼女を迎えたのは背中に飛べない灰色の羽を持つ「灰羽」と呼ばれる少女達。繭の中で見ていた空を落ちる夢から、少女はラッカと名付けられる。円形の壁に囲まれたグリの街、灰羽の暮らすオールドホーム、そこでの仲間たちとの穏やかな日々。戸惑いながらも少しずつその生活に馴染んでいく。
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