グラフィック+テキスト形式の雑誌連載企画・アニメ作品・ゲーム作品が同時進行・相互関連して制作されたメディアミックス作品 第2回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞
最新式のNAVIだよ!それもフル装備の!これだけのマシン・パワーがあったら、ワイヤードに入っても全然ストレス無く自由に動けるんだろうな。俺も自作マシンやってんだけださ、全然かなわないや
ワイヤードはあくまでも情報を伝達し、 コミニュケーションする為の空間。リアルワールドと混同してはいけない。
—忠告の意味…判るかな…
—忠告の意味…判るかな…
スポンサーリンク
….うるさいなぁ….黙ってられないの….?
人は最早、進化をしない生き物ではないのか。
癌の発生率が他の動物に比べて極めて少ない。
ネオテニーである人類は、最早進化できないとする学説がある。
もしそれが本当だとしたら、なんと愚劣な生き物に進化してしまったものだ。
自分たちを動かしている力のことも知らず。
ただ欲望を満たすだけの為に、肉体を維持している。
つまらないと思わないか。
癌の発生率が他の動物に比べて極めて少ない。
ネオテニーである人類は、最早進化できないとする学説がある。
もしそれが本当だとしたら、なんと愚劣な生き物に進化してしまったものだ。
自分たちを動かしている力のことも知らず。
ただ欲望を満たすだけの為に、肉体を維持している。
つまらないと思わないか。
このリアルワールドで、神という存在は 概念でしか存在しない。しかし、ワイヤードなら、ゼウス的存在が具現化し得るのではないか…
ワイヤードの中に、あたしがもう一人いるかどうか、それはあたしには判らない。でも、このリアルワールドにあたしがもう一人いるなんて事は絶対に無い
一人じゃないですよ、あなたは。ワイヤードにコネクトすれば、誰もがあなたを迎えてくれる… そういう存在だったのですよあなたは…
あなたは確かにワイヤードでは神様だった。でも、それはワイヤードができるまで待っていた、誰かさんの代理の神様…..
嫌でもそれが玲音、あたしなんだよ、判ってるでしょ。
そうだ!玲音は人なんかじゃなかったんだね!ふふふ…..玲音は何処にでも偏在しているもの、玲音はじっと見つめるもの、玲音は神様なんだよ
そうだ!玲音は人なんかじゃなかったんだね!ふふふ…..玲音は何処にでも偏在しているもの、玲音はじっと見つめるもの、玲音は神様なんだよ
神様になっちゃえば楽じゃない、人なんかより、ずっと楽になれると思う、何もしなくっていいの。ただいて、みてるだけ、誰も玲音を蔑んだりしない、誰も玲音を嫌ったりしない
そんなに境界って、きちんとしていないみたいだよ。
ありす達は見ていたもの。あたしがいない時にワイヤードのあたしを見たって言っていたもの。あたしがあたし自身を認識している限り、あたしの自我はあたしの中にある……
地球の固有振動に、シンクロさせたコードを、プロトコル7に組み込む事で、集合的無意識を、意識へと転移させるプログラム、それ、本当にあなたが考えだした事なの?
ありすだって、誰だって、みんなアプリケーションでしかないの。肉体なんて要らないの、ホントは。
そうだよ。玲音はレイン。あたしはあ・た・し。
なあんだ、そうだったんだ。世界なんてこんなに簡単なものだったの。あたし全然知らなかった。あたしにとって世界は、ただ怖くって、ただ広くって、でも、わかっちゃったら、なんだかとっても楽……
あなたは死んだんでしょう? ただの人間として。そんな人が神様になんてなれるはずないじゃない。
私達には、あなたが何なのか未だに 理解出来ていない。
しかし、私はあなたが好きだ。不思議な感情ですね、愛というものは….
しかし、私はあなたが好きだ。不思議な感情ですね、愛というものは….
ブログ管理人のコメント
現在のスマートホンを使ったインターネットとSNSで繋がり合う高度情報社会を予見していた、難解で恐怖感たっぷりの深夜アニメ。アンダーグラウンド的なほの暗い雰囲気が魅力的です。ブログ管理人は玲音が好き。
現在のスマートホンを使ったインターネットとSNSで繋がり合う高度情報社会を予見していた、難解で恐怖感たっぷりの深夜アニメ。アンダーグラウンド的なほの暗い雰囲気が魅力的です。ブログ管理人は玲音が好き。
『serial experiments lain』(シリアルエクスペリメンツレイン)は、グラフィック+テキスト形式の雑誌連載企画・アニメ作品・ゲーム作品が同時進行・相互関連して制作されたメディアミックス作品である。
雑誌ではAXで1998年3月10日から11月10日まで連載、テレビアニメはテレビ東京で同年7月6日から9月28日まで放送(半年遅れでテレビ大阪・テレビ愛知でも放送)され、第2回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞した。ゲームはプレイステーション(PS)用ソフトとして同年11月26日に発売された。アニメ版は国内以上に海外での人気が高く、現代でもgeekの間で時々引用されている。「serial experiments lain」は直訳すると「lainについての一連の実験」。その通りの野心・実験作である。
コミュニケーション用コンピュータネットワーク端末「NAVI」(ナビ)が普及した現代、中学生の岩倉玲音は、死んだはずの四方田千砂からのメールを受け取る。その日以来、玲音は見えないはずのものを見るようになる。四方田千砂のメールの言葉に興味を持ち、大型の「NAVI」を手に入れるが、それ以来更に奇怪な事件に巻き込まれていく。物理世界(リアルワールド)と電脳世界(ワイヤード)、二つの世界・二人の玲音(lain)が混濁し錯綜する果てにあるものは?-人は誰しも“繋がれて”いる-・-私は遍在する-
コメント