岩明均による日本の漫画
シンイチ・・・『悪魔』というのを本で調べたが・・・一番それに近い生物は、やはり人間だと思うぞ。人間はあらゆる種類の生物を殺し食っているが私の『仲間』達が食うのは ほんの1~2種類だ。質素なものさ。
人が死ぬ……ぐらいのことじゃ驚かなくなってんじゃないの?
ひょっとしておまえ・・・鉄でできてるんじゃないのか・・・
なんだ…… ほとんど可能性ゼロに近いじゃないか。でもやらなけりゃ 確実な0ゼロだ!!
人間と我々が大きく違う点・・・それは人間が何十、何百、何万、何十万と集まって一つの生き物だと言うこと。人間は自分の頭以外にもう一つの巨大な「脳」を持っている。それに逆らったとき、寄生生物は敗北するわ。
彼はわたしが実験により創りあげたか弱い「仲間」の1人ではあるが・・・無敵だ
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わからん・・・。尊いのは自分の命だけだ。わたしはわたしの命以外を大事に考えたことはない。
私は恥ずかしげもなく「地球のために」と言う人間が嫌いだ…。 何故なら、地球は初めから泣きも笑いもしないからな。
わたしからもお別れを言っておこう 寄生生物は人間に比べその行動・考え方が徹底して合理的であり、単純明快であることから一糸乱れぬ組織作りもたやすいと思っていたが・・・とんでもない。
それは私の大きな見込み違いだったようだ。しかし私を含め寄生生物それぞれがこれほど大きな個体差 というより個性を持ったと言うことを私はむしろ喜ばしく思う。この私刑についてなどは感動すら覚えるよ。
さて、お別れだな・・・三人いれば勝てると思ったのか?
それは私の大きな見込み違いだったようだ。しかし私を含め寄生生物それぞれがこれほど大きな個体差 というより個性を持ったと言うことを私はむしろ喜ばしく思う。この私刑についてなどは感動すら覚えるよ。
さて、お別れだな・・・三人いれば勝てると思ったのか?
もう死んだんだよ・・死んだイヌはイヌじゃないイヌの形をした肉だ。
人間の心で特に理解できないのは……『献身』というやつだな つまり自分にとって損でも 他人のために何かをする……わたしにはさっぱりわからん
人間に寄生し生物全体のバランスを保つ役割を担う我々から比べれば、人間どもこそ地球を蝕む寄生虫!! いや・・寄生獣か!
きみ・・・泉 新一くん・・・・・だよね?
怒る?私はそんなにヒマではない。次の手を考えなければ
誰が決める?人間と・・・それ以外の生命の目方を誰が決めてくれるんだ?殺したくない・・・正直言って必至に生き抜こうとしている生き物を殺したくはない・・・。そうだ・・・殺したくないんだよ!殺したくないって思う心が人間に残された最期の宝じゃないのか
寄生生物と人間は一つの家族だ。我々は人間の子供なのだ。だが・・・我々はか弱いそれのみでは生きてゆけないただの細胞体だ。だからあまりいじめるな
お互い理解しあえるのはほとんど『点』なんだよ
同じ構造の脳をもつはずの人間でさえ例えば魂を交換できたとしたらそれぞれ想像を絶する世界が見え聴こえるはずだ
ブログ管理人のコメント
人類以外の知的生物との共存と敵対をテーマにした、名作の呼び名高い寄生獣。とっても面白いですよね。ブログ管理人は作中で知の頂点にあるパラサイトの田宮良子と、力の頂点にあるパラサイトの後藤が好きです。
人類以外の知的生物との共存と敵対をテーマにした、名作の呼び名高い寄生獣。とっても面白いですよね。ブログ管理人は作中で知の頂点にあるパラサイトの田宮良子と、力の頂点にあるパラサイトの後藤が好きです。
『寄生獣』(きせいじゅう)は、岩明均による日本の漫画。『モーニングオープン増刊』(講談社)にてF号(1988年)からH号(1989年)まで3話が連載された後、『月刊アフタヌーン』(同)に1990年1月号から1995年2月号にかけて連載された。全64話。単行本はアフタヌーンKCより全10巻が発行された。2003年には連載時のカラーページを収録した完全版全8巻がKCデラックスで新しく発売され、その後も新装版、文庫版などが発売されている。
謎の寄生生物と共生することになった、平凡な高校生・新一の数奇な運命を描く。物語の構図は人間の頭に寄生して人間を食べる「寄生生物」側、最初は捕食されるがままであったが後に反撃に転ずる「人間」側、そしてその中間者として存在する「新一とミギー」側という三者によって成立しているが、話の焦点は新一に置かれている。表題の「寄生獣」とは、劇中においては寄生生物の呼称ではなく、地球環境に害をなす人間を意味する単語として物語の終盤に登場する。
人間がむごたらしく食い殺されるなど、過激な描写もある一方で、物語の軸には哲学的な主題があり、テーマ性の高さや、意外性のある劇的な展開、物語の世界観などが評価されて熱心なファンを獲得した。
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