っていう言葉は不正確だ。
正しい場所で、
正しい方向で、
十分な量なされた努力は裏切らない。
もっとも、火の球だけに、ものすごい勢いで走るか、燃え尽きちゃうかどっちかなんですけどね
たくさん失敗したら、自分の負けパターンがわかってくる。
そしたら、そうならないように先手が打てるようにもなります。
人生で勝ちたかったら、たくさん失敗して、そこから学んでいくしかない。
やりたいことをやるんじゃなくて、やるべきことをやればいい。
ただ、それだけです。
できることは、1つでいい。後はみんなできなくていい。
僕の周りで成功している人は、みんなそうですよ。
授業でよく言う言葉なんですが、仕事も同じですよね。
明日とか考えてないで、すぐやらなきゃ。そして全力で走らなきゃ。
結果には責任が持てなくとも、プロセスには責任を持つことができるでしょう?
そうやって耐えていれば、いつか必ずいい流れがやってくるものなんですよ。
合格決まったみなさん、
ほんとにおめでとうございます。
みなさんが、大学に入りたいという強い意思を持って正しい方向で努力した-
これは非常に素晴らしいことだと思います。
しかし、
みなさんが東大合格に使った能力は、残念ながらこの先の長い人生で1度も使うことは無いんです。
もう二度と抜かない刀を自慢に生きるようなつまらない生き方はやめてください。
東大に入ったからどうなるか。
東大に入るってことは何にも保証が無いってことです。
そこでですね、
みなさんが自分がここなら勝てる
という所を見出して、是非是非素晴らしい人生を築いて行って下さい。
そしてみなさんが、素晴らしい人生を築いていってくれないと困るんです。この国の将来は君たちが担って行くんですから。
この国の将来を担うような素晴らしい人生を歩んで行って下さい。
それが僕からのお祝いの言葉です。
ほんとに今日はどうもありがとうございました。
短所を伸ばすよりも長所を活かすことを徹底する、というのは受験勉強のみならず人生全般でも大切だと思います。自分の強みの把握を押し進めましょう。
林 修(はやし おさむ、1965年9月2日- )は、日本のタレント、予備校講師。東進ハイスクール・東進衛星予備校国語科専任講師。担当は現代文。
東海高等学校卒業後、現役で東京大学へ進学。1988年東京大学法学部を卒業し日本長期信用銀行に入社するも「この会社はもうすぐつぶれる」と感じ半年で退職。その後、様々な商売を始めるがことごとく失敗し、予備校講師に転身。東進ハイスクール・東進衛星予備校では東京大学・京都大学入試現代文対策を中心に担当。東進ハイスクールのテレビコマーシャル「いつやるか? 今でしょ!」が話題となり、2013年度新語・流行語大賞年間大賞を受賞するなど予備校講師としては異例の著名人となった。
東大の同級生が官僚やエリートビジネスマンに転身した中、家庭教師という職業の自分を嫌っていたが、借金返済の金策が必要であることから知人の紹介で塾講師としてアルバイト生活を開始。その後、指導力を評価され予備校講師になった。その時分かったのは、「勝てる場所で誰よりも努力すること」というものであった。
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