日本のコピーライター エッセイスト タレント 作詞家
毎日をたのしくするのは、自分です。ギターを弾くあなたが、音楽を奏でるのと同じ。ギターは、ただそこにあって、あなたが弾いてくれるのを待ってるだけです。
世界の七不思議ばかりじゃない。シンセサイザーだって、小説だって。今日のお天気も、おいしい料理の味つけも、編みこみのセーターも、いい音楽も、人間のカラダも、美しいティーカップも。
みんなみんな、心ときめかせるものは不思議でいっぱいだ。
みんなみんな、心ときめかせるものは不思議でいっぱいだ。
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自分のじゃまをするやつとは、たいてい自分なのだ。
不公平の話って、みんな好きだよなぁ。宇宙がぜんぶ滅んでも、まーだ不公平はあるよ。まるまる公平なんて、のっぺらぼうは、あり得ないよ。
わからないと言える人はとてもかっこいいと私は思っているんです。わかってるようなふりをして、借りてきたような文句を言うのが最悪のパターンですね。
等身大のままできることを、ちゃんとやっているうちに、上昇するらせんのように進歩はするものさ。
人は、運について考えるのが大好きです。そういえば、ぼくも運のことを考えるのが好きです。しかし、よくよく考えたからといって、運がよくなるというものでもないようです。
僕はただ、「こうしたら人が喜ぶんじゃないか」「こうしたら自分が気持ちいいんじゃないか」と思うことを中心にやってきたんです。
僕は、世の中がデフレになりかけた時期に、「安い、安いでいいのかしら」という百貨店の広告を作ったことがあるんです。
このときにはすでに広告コピーまで「安い」が最も効果的な言葉になってしまっていました。けれど、「安い」ことが一番の価値なら、広告をするより値段を下げたほうがいいし、そうした「安い」を追い求める流れが、いい流れのようには思えませんでした。
「ほぼ日(ほぼ日刊イトイ新聞)」で最初のTシャツを作ったときも、たくさん作ったことで原価は安くなったけれど、安さで勝負する気はなく、やっぱり動機が大事だったんです。仲間と一緒に着られるTシャツを作りたい。その時に、買ってくれる人がいると原価が下がるから、よかったら買いませんか?というくらいの気持ちでした。
そしたら、欲しいと言ってくれる人がけっこういた。3000枚売れたのですが、まさかそんなに売れるとは思っていませんでした。
このときにはすでに広告コピーまで「安い」が最も効果的な言葉になってしまっていました。けれど、「安い」ことが一番の価値なら、広告をするより値段を下げたほうがいいし、そうした「安い」を追い求める流れが、いい流れのようには思えませんでした。
「ほぼ日(ほぼ日刊イトイ新聞)」で最初のTシャツを作ったときも、たくさん作ったことで原価は安くなったけれど、安さで勝負する気はなく、やっぱり動機が大事だったんです。仲間と一緒に着られるTシャツを作りたい。その時に、買ってくれる人がいると原価が下がるから、よかったら買いませんか?というくらいの気持ちでした。
そしたら、欲しいと言ってくれる人がけっこういた。3000枚売れたのですが、まさかそんなに売れるとは思っていませんでした。
あなたがいま、「おいしいものって、いっぱいある」と感じているなら、あなたの運気だか好不調だかの波は、いいんです。
自分にとって、ほんとうに大事なことってなんだろう。自分にとって、ほんとうに大切な人って誰だろう。このふたつを、本気で思っているだけで、いい人生が送れるような気がする。
正直に、素直に生きることです。例えば、何を求めているかを高らかに宣言したらいい。「出世、大好き」だっていいじゃない。動機って、すごく大事なんですよ。
僕のやっていることにユニークな部分があるとしたら、
「本当は誰も、働きたいなんて思ってないんじゃないか」
という疑いから組織のあり方や仕事の仕方を考えてきたことです。そして、この点に秘密があるんじゃないかと考えています。
「本当は誰も、働きたいなんて思ってないんじゃないか」
という疑いから組織のあり方や仕事の仕方を考えてきたことです。そして、この点に秘密があるんじゃないかと考えています。
一本の絵筆だけでも、いい絵は描ける。一色だけでも、いい絵は描ける。指についた泥でも、いい絵は描けるものだ。
「恥ずかしがり」であることは、恥ずかしいことじゃないと思います。
ただ、いつになっても、いくつになっても「恥ずかしがり」の役割をやっているというのは、図々しすぎるような気がするんですよね。
ただ、いつになっても、いくつになっても「恥ずかしがり」の役割をやっているというのは、図々しすぎるような気がするんですよね。
いいたいことが「10」あるなら、それをとにかく「1」にしぼって伝える。
僕は実は昔より今のほうが働いています。それは楽しくて仕方がないから。働くことは大変だとか、仕事をナメちやいけないとか、生きていくためにお金を稼がなきゃいけないとか言う人が僕の周りにもたくさんいたけれど、僕はそうは思いません。
働くことは、やっぱり楽しい。大変なことも難しいことももちろんあるけれど、それでも面白い。それが今、一番伝えたいメッセージなのです。
働くことは、やっぱり楽しい。大変なことも難しいことももちろんあるけれど、それでも面白い。それが今、一番伝えたいメッセージなのです。
「こいつといっしょに、幸せになろう」とか、「こいつに幸せにしてもらおう」というよりも、「こいつとだったら不幸になっても後悔しない」という相手とめぐりあえたら、最高なんじゃないかなぁ。
ブログ管理人のコメント
平易で温かみのある言葉の中に、ハッとする真理や新しい気づきを込められている名言ばかりです。幸せとはお金やハデな服ではなく、日常の中に隠れているのだと教えてくれる言葉が多いですね。
平易で温かみのある言葉の中に、ハッとする真理や新しい気づきを込められている名言ばかりです。幸せとはお金やハデな服ではなく、日常の中に隠れているのだと教えてくれる言葉が多いですね。
糸井 重里(いとい しげさと、1948年(昭和23年)11月10日 – )は、日本のコピーライター、エッセイスト、タレント、作詞家。株式会社東京糸井重里事務所代表取締役社長。
バス釣りも趣味で、日本テレビのバラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』で年に1度開催される「芸能人釣り選手権」に糸井は毎年参加。開会式で田中直樹(ココリコ)から「C級コピーライター」と罵倒されるのが恒例となっている。
1980年代にコピーライターとして活躍。それまであまり知られていなかったコピーライターという仕事を注目させ、その後の後続たちに多大な影響を与えた。様々な才能を持ち合わせているマルチタレントとして、年齢を問わずかなりの知名度があると思われる。
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