解決してくれないことも……あるわね
そうだわ…… 鳴海さんの前に……私しか、いなければいいんだわ……
そうすれば………私だけを、見てくれるわ………私、だけを………
たとえ心が離れても・・・・・二人がそれを・・・・・・忘れぬ限り・・・・
絶対にどうにもならんこともあるんじゃ、ぼけっ!
自分がどうにかできた代わりに、
どうにかできなかった奴がどこかに生まれるんは当たり前じゃないさ。
その逆もそう。他人がどうにかできた代わりに、
自分がどうにかできないことも山のようにあるさ。
そんな中で、あんたがどうにもできない生き方ばっかりでいいんなら、
人に流されていきてればいいさっっ!
あたしは絶対にそんな生き方はしないけどね
とても大切なものを、いくつも失ってきた。
君が、そんなに安心できるほど包み込まれてるのなら、
それは手放したものが多かったからだ。
手放したものの数だけ、僕は君を包み込める……
僕は君を知ることができる。
いくらでも……いつまでも……包むよ……。
みんなが優しかった。
だからオレは生きてこられた。
いろんな人の……水月の優しさがあったから……
オレはここに戻ってこられた。
そしてね、友達に大切にされたことを喜べない人は、何も喜べないんだって
あはは・・・・・・ 絵本のね、受け売り
でも、絵本って・・・・・・ 子供向けが多いから ・・・・・・純粋なんだよ
もし生まれ変わって、また短い時間しか生きられないとしても・・・・。
あなたと出会えるのなら。
きっと私は生まれてくると思います・・・・・。
鳴海さん・・・・・・最後に。もう少しワガママを言っていいですか。
「あの言葉」を、あなたに伝えてしまっても・・・・・
いいですか。
鳴海さん・・・・愛してます。
愛してます。鳴海さん。
あなただけを永遠に、愛しています。鳴海さん
笑ってください。
鳴海さんの笑顔は私の笑顔です。
なんかね・・・・・・孝之君、とても・・・・・・暖かくて、優しくて・・・・・・
広くなってたよ・・・・・・。
孝之君、あの時私に言ったの・・・・・・ずっと一緒だから、ゆっくり行こうって・・・・・・。
いっぱい、いっぱい、ゆっくりし過ぎて・・・・・・ごめんね。
でもほら・・・・・・・・・・・・涼宮遥は・・・・・・ここにいるよ
「どちらを取るか」という二者択一の苦しみを存分に教えてくれる名作ゲーム。笑えるセリフから示唆に富む深い言葉までたくさんあります。ブログ管理人の好きな君望のヒロイン・涼宮遙が同メーカーの傑作マブラヴオルタネイティブに友情出演したのに悲惨な末路に…。
『君が望む永遠』(きみがのぞむえいえん)は、2001年8月3日に âge(アージュ)より発売された恋愛アドベンチャーゲーム。また、これを原作とするテレビアニメ、OVAなどの関連作品。略称は君望(きみのぞ)、または君のぞ。
従来の恋愛アドベンチャーゲームでは禁じ手とされていたドロドロの三角関係を描いている。物語の運びが巧妙で、プレイヤーはどのヒロインや選択肢を選ぶのか真剣に悩まされるなど、非常に気持ちの重くなるストーリーとなっている。
本作発売以前のアージュは『化石の歌』などに代表される難解な作風が売りのメーカーであったが、方向転換が図られ、ドラマ仕立ての恋愛ゲームとなる本作が生まれる事となった。
また事前の告知にも力を尽くしており、第一章を丸々体験版として配布(ただし一部背景カット)するという当時としては非常に積極的な告知を行う一方で、物語の中核となる第二章の情報は徹底的に伏せるという広報戦略を採った。
白陵大付属柊学園に通う鳴海孝之は、3年生になっても進路を決められずにいた。目標に向かって頑張る親友の平慎二と速瀬水月を見て焦りを感じつつはあるが、周囲に流されダラダラと日々を過ごしていた。
ある日、本屋に立ち寄った孝之は同級生の内気な女の子と出会う。その数日後、夏祭りに誘われた孝之と慎二の前に現れたのは、本屋で出会った女の子、水月の親友である涼宮遙であった。それ以降、水月は必死に遙を3人の輪の中に加えようとするが、自分を避けようとする遙の仕草に孝之は苛立ちを募らせていく。そんなある日、水月に呼び出され学園裏の丘に向かった孝之だが、待っていたのは水月ではなく遙だった。そこで孝之は突然、遙に好きだと告白される。ただ彼女を傷つけることを恐れた孝之は、その告白を受けてしまう。
流されるままに交際を始め、それゆえに危機を迎えつつも、それを乗り越えて遙との絆を深めた孝之はその関係に落ち着きかける。しかし、その平穏は長く続かなかった。遙は孝之とのデートの約束をしていたある日、交通事故に巻き込まれ、それきり意識が戻らない状態になってしまう。
事故から3年後。回復を絶望視されていた遙が奇跡的に昏睡から目が覚めたとき、既に孝之の周囲の人間関係は3年前とは一変していた。
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