フランスの小説家 39歳の時に『恋愛論』1830年に『赤と黒』を発表
恋愛には四つの種類がある。情熱の恋、趣味の恋、肉体の恋、虚栄の恋。
情熱的に恋したことのない男には、 人生の半分――それも最も美しい半分が隠されている。
人間がこの世に存在するのは、 金持ちになるためでなく、 幸福になるためである。
愛する人と共に過ごした数時間、数日もしくは数年を経験しない人は、 幸福とはいかなるものであるかを知らない。
恋は熱病のようなものである。それは意思とは関係なく生まれ、そして滅びる。
恋とは甘い花のようなものである。 それをつむには恐ろしい断崖の端まで行く勇気が無ければならない。
恋はうぬぼれと希望の闘争だ。
天才の特徴は、凡人がひいたレールの上に、自分の考えを乗せないことだ。
人は、恋をしてはじめて、すべての子供らしさから脱皮する。
恋愛が与えうる最大の幸福は、愛する人の手をはじめて握ることである。
スポンサーリンク
恋の喜びは愛することにある。人は相手に起こさせる情熱よりもみずから感じる情熱によっていっそう幸福になる。
老年の運命は、男女を問わず、青春をどのように使ったかにかかっている。
愛情には一つの法則しかない。それは愛する人を幸福にすることだ
誰からも好かれる人ほど深く好かれない。
幸福は伝染するものだ。もし幸福になろうと思うなら、幸福な人々の中で生きたまえ
我々が経験しうる、いつまで経っても変わらぬ最も長続きのする喜びは、自己に満足するという喜びだ。
彼らが良識と呼んでいるものは老化現象の始まりに過ぎない。
昔の幸福の思い出は、ただそれだけで、現在手に入れうる全ての幸福よりも魅力がある。
ブログ管理人のコメント
恋愛の素晴らしさと怖さの両方をよく表した金言ばかりです。個人が幸福に生きるための重大なヒントになる名言も多々あり、見逃せません。
恋愛の素晴らしさと怖さの両方をよく表した金言ばかりです。個人が幸福に生きるための重大なヒントになる名言も多々あり、見逃せません。
スタンダール(Stendhal、1783年1月23日 – 1842年3月23日)は、グルノーブル出身のフランスの小説家。本名はマリ=アンリ・ベール(Marie Henri Beyle)という。ペンネームのスタンダールはドイツの小都市シュテンダルに由来すると言われている。
グルノーブル高等法院の弁護士の子として生まれる。母方の実家も地元の名士であり、スタンダールは幼少期を地方の名士の子として何不自由なく暮らした。7歳の時に亡くなった母を終生、異常なまでに偏愛し続け、その反動で、実務家で王党派の父を激しく憎み続けた。そのため、スタンダールは父とは正反対のロマンチストの共和主義者として、その後の生涯を送る事になる。
スタンダールは1822年、39歳の時に『恋愛論』、1830年に『赤と黒』を発表している。特に、元神学生による殺人未遂事件を素材に、野心に燃える青年の成功と挫折を描いた代表作『赤と黒』は、当時は評判にはならなかったが、王政復古下のフランス社会を鋭く批判したものであり、彼の政治思想の真骨頂がよく表現されている。
コメント