至る所でその名を聞く有名な少女漫画です。恋愛をしている時に誰もが覚える感情を分かりやすい言葉で代弁してくれた名言ばかりです。
『ママレード・ボーイ』(Marmalade Boy)は、吉住渉による漫画作品。集英社の少女漫画誌「りぼん」に連載され、テレビアニメ化、劇場アニメ化されたほか、台湾で実写のテレビドラマ化もされている。単行本全8巻、完全版全6巻。全編に渡ってトレンディドラマが繰り広げられる。
『Cocohana』(集英社)2013年5月号より、本作の13年後を舞台に、光希と遊の両親たちに新たに生まれた妹と弟を主人公とした続編『ママレード・ボーイ little(リトル)』が連載開始された。
小石川 光希は、ある日いきなり両親から「離婚する」ことを告げられる。ハワイ旅行で出会った松浦夫婦と気が合い、母親がその夫と、父親がその妻と恋に落ちたため、お互いパートナーを交換して再婚するのだと言う。しかも、松浦夫妻の息子の松浦 遊も含めて、みんなで一緒に暮らそうとまで言い出す始末。そんな非常識な生活の中、一緒に暮らす遊に惹かれ始めていく。
やがて、二人は付き合うようになるが、遊は『自分の本当の父親』を探していた。そして両親たち4人が、ハワイ旅行で出会ったのではなく、学生時代からの友人であったことを知り、自分と光希が『血のつながった兄妹』である可能性を疑うようになる。遊は光希に別れを告げて、進学先を『京都工業大学』に決める。
大学に進学しても、遊を忘れられない光希は、遊に会うために京都に行くが、遊は「彼女がいる」と嘘をつく。しかし、夏季休みで帰省した際、気持ち抑えきれなくなった遊は、自分達が『兄妹』であることを光希に打ち明ける。最後の思い出として、北九州への旅行をした二人は、たとえ禁断の関係であっても結婚することを誓い合う。
帰宅した二人は、両親たちから『過去についての真実』を聞かされる……。
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