ともかく勝てば…精神は高揚し…まともに返るんだ…!カイジの名言2

カイジ 名言格言セリフ

福本伸行による漫画 第22回(1998年(平成10年)度)講談社漫画賞一般部門を受賞

 

この手はなんの為についている………?リスクを恐れ、動かないなんていうのは、年金と預金が頼りの老人のすることだぜ…!年老いた者にとってその手は、これまでの人生で築いた「何か」を守る手…。つまり放さないための手だ…!しかし、持たざる者、若者がそれじゃ、話にならない…!若者は掴みにいかなきゃダメだっ…!でなきゃ道は開けないっ…!

 

明日からがんばろうという発想からはどんな芽も吹きはしない…!そのことに、20歳を超えてもまだわからんのか…!?明日からがんばるんじゃない…今日…今日だけがんばるんだっ…!今日をがんばった者…今日をがんばり始めた者にのみ…明日が来るんだよ…!

 

おまえたちは皆・・・・ 大きく見誤っている・・・・この世の実体が見えていない
まるで3歳か4歳の幼児のようにこの世を自分中心・・・・求めれば・・・・ 周りが右往左往して世話を焼いてくれる そんなふうに まだ考えてやがるんだ 臆面もなく・・・・!
甘えを捨てろ お前らの甘え・・・・その最たるは 今 口々にがなりたてたその質問だ
質問すれば答えが返ってくるのが当たり前か・・・・?なぜそんなふうに考える・・・・?バカがっ・・・・!
とんでもない誤解だ 世間というものは とどのつまり肝心なことは 何一つ答えたりしない
住専問題における大蔵省 銀行 薬害問題における厚生省 連中は 何か肝心なことに答えてきたか・・・・?答えちゃいないだろうが・・・・!
これは企業だから 省庁だからってことじゃなく個人でもそうなのだ 大人は質問に答えたりしない それが基本だ お前たちはその基本をはきちがえているから今朽ち果てて こんな船にいるのだ
無論中には 答える大人もいる しかし それは答える側にとって都合のいい内容だからそうしているのであってそんなものを信用するってことはつまりのせられているってことだ
なぜそれがわからない・・・・?なぜ・・・・ そのことに気付かない・・・・?

 

友情や口約束でもらえるものは旅先からの絵ハガキや土産…あるいは思い出の品というガラクタ…そんな程度のものだ…

 

結婚なんか誰がするか…!食わしてくざんすよ…!結婚したら生涯…!いずれ必ず…飽きる女を…!しかも年々…相手の態度はでかくなるという…オマケつきざんす…!アホくさっ…!わけのわからぬ制度ざんすよ あれは…

 

息を殺して…………………顔を伏し……ゆっくりと…しかし確実に……積み上げているっ……!偶然じゃないっ…!勝つことは偶然じゃないっ…!勝つ者は勝つべくして勝っているのだっ……! オレは甘えていたっ…! まるでなってなかった……………勝つ道……………勝つ力をまるで築かず…ただ徒に闘い…負けを重ねていた……………当然だ…負けて当然…「勝つ」ってことはもっと具体的な行為の延長線にある……………確実な未来…必然……当たり前のことなんだっ……………!オレは……そういう意識をまるで持ってなかった…つまり端から…「勝ち」に届いてなかったのだ………!届いてなかったっ………!

 

今 おまえらが成すべきことはただ勝つこと 勝つことだ……!おまえらは負けてばかりいるから勝つことの本当の意味がわかっていない
勝ったらいいな……ぐらいにしか考えてこなかった だから 今 ク.ズとしてここにいる
勝ったらいいな……じゃない……!勝たなきゃダメなんだ……!
ドジャースの野茂 将棋の羽生 イチロー……彼らが今脚光を浴び誰もが賞賛を惜しまないのは言うまでもなく ただ彼らが勝ったからなのだ……!勘違いするな よく闘ったからじゃない 彼らは勝った ゆえに今その全て 人格まで肯定されている
もし彼らが負けていたらどうか……?負け続けの人生だったらどうか……?これも言うまでもない おそらく野茂はウスノロ 羽生は根暗 イチローはいけすかないマイペース野郎 誰も相手にさえしない わかりきったことだ

 

否定はできまい…好む好まざるにかかわらず人は……金を得るために その時間…人生の多くを使っている 言い替えれば自分の存在…命を削っている………!存在そのものを「金」に替えているんだ

 

ギブアップ……?真剣勝負にそんなものあるか……プロレスじゃあるまいし……バカどもがっ………!
わしのように生きるか死ぬかの修羅場を潜ってきた人間からすると奴らの精神はまるで病人………並の治療では……救われぬほど心性が病んでいる
その病気とはつまり…どんな事態に至ろうと……とことん真剣になれぬ…という病だ
自分が特別な存在であることは人間なら当たり前だが…………奴らはあまりにそれに溺れすぎ……自分の空想と現実をごちゃまぜにする甘ったれだ……
いつだって……許されると思ってる……借金を踏み倒そうと…………あるいは………極論……人を殺した…としてもだ……
自分は悪くない 自分は許される なぜなら……今起こった事態はあくまで「仮」で…本当のオレのあずかり知らぬこと…そう考えるからだ…
嘘じゃない……その証拠に今日これほど明々白々赤裸々に…命懸けの勝負敗北は死だと伝えているのに……
連中はそれを自分の都合で勝手に勝手にねじ曲げる………気が変わればリセットできるくらいの勝負に自分で作り変えてしまうんだ…つまり…真剣ではないのだ…!
奴らにとってこの絶体絶命の橋ですら真剣になれぬ戯言……言うなら架空の勝負…本当ではない……だから電流を切れだの……ギブアップだのと口走る…都合が悪くなればおりるのだ…根っこが腐っているとしか言いようがない
通常奴らは…生涯その「仮」から目が覚めない……!
愚鈍に………寝たいだけ寝て……不機嫌に起き出し……半ば眠っているような意識で日々を繰り返す
退屈を忌み嫌いながら その根本原因病理にはほおかむり 少し熱心になる時間といったらケチなバ.クチやどーでもいい女を追いかけまわす時ぐらい………
なぜそんなくそ面白くもない気分で……この人生の貴重な1日1日を塗り潰せるか……というと…いつもどんな時も現実奴らにとって「仮」だからだ
つまり偽物……現実(こんなもの)が……自分の本当であるはずがない………奴らはそう思いたいんだ……ゆえに……30になろうと40になろうと奴らは言い続ける………自分の人生の本番はまだ先なんだと……!「本当のオレ」を使ってないから今はこの程度なのだと……そう飽きずに言い続け…結局は…老い………死ぬっ……!
その間際いやでも気付くだろう…今まで生きてきたすべてが丸ごと「本物」だったことを…!
人は……仮になど生きていないし仮に死ぬこともできぬ 当然だ………
問題は……その当然に気が付いているかどうか…………真に覚醒してるかどうかだっ……!
それがこの世で成功するか否かの最初の分かれ道 しかし……奴らはそれを初っ端から勘違いしてるから能力以前にダメなのだ………
そう考えればこの橋は荒療治だが奴らが生まれ変わるいい契機(きっかけ)かもしれぬ
この修羅………死と相対した本当の「生」を突破できれば………目覚めるかも……頭の霧が晴れる……!「再生」の扉が開くっ…!!

 

折れた足をいじられると、彼は痛いが、わしは痛まない・・・・・ カイジくんも痛くはなかろう ククク・・・・・・この一事だ・・・・・この一事が真実・・・・・・ ここをどこまで理解しているかで人の成否は分かれる・・・・・!いいんだよ・・・・・ 他人がどう苦しもうとまったく問題ない・・・・・唯一問題なのは自分の幸福だけ!

 

スポンサーリンク

 

金を送れば 救われる人間が この世界中に それこそいくらでも溢れているというのにオレたちは見てみぬふり……決して金は送らない 結局自分の物欲や快.楽に金を使っている……つまり………とことん…知ったことじゃないんだ 他人がいくら飢えようが…………死のうが………苦しもうが…知ったことじゃない………連中はそこんところをはっきり自覚…………開き直ってる分 オレたちより正直かもしれぬ……そう………正直かもしれない…!

 

燃え・・・・闘うことも大事だがそれと同等に引き際を見極めることも大事・・・・

 

金や物、人やチャンス、ポスト、人脈、なんだってそうだ………この世のすべてが有限である以上、奪い合いは当然…ボサーッとしてたら、みんな奪われる……失うだけだ、何も得られないっ………!

 

何も築いてこなかったおまえらにどこまで想像が届くかわからぬが想像してみろ いわゆるレールの上を行く男たちの人生を おまえらのようにボォーッとしちゃいないぞ…!
小学中学と塾通いをし…常に成績はクラスのトップクラス…有名中学、有名進学校と受験戦争のコマを進め一流大学に入る…入って3年もすれば今度は就職戦争…頭を下げ会社から会社を歩き回り足を棒にしてやっと取る内定……やっと入る一流企業…
これが一つのゴールだが……ホッとするのも束の間すぐ気が付く…レースがまだまだ終わってないことを…今度は出世競争…まだまだ自制していかねばならぬ…!
酒にも女にも溺れず…仕事を第一に考えゲスな上司にへつらい取り引き先にはおべっか…遅れずサボらずミスもせず…毎日律儀に定時に会社に通い残業をしひどいスケジュールの出張もこなし…時期が来れば単身赴任…夏休みは数日…
そんな生活を10余年続けて気が付けばもう若くない…30台半ば…40…そういう年になってやっと蓄えられる預金高が…1千、2千万という金なんだ…
わかるか…?2千万は大金…大金なんだ……!世間一般の道……つまり命を薄めて手に入れる場合はこれだけのことをしなければならない
それに比べておまえらはなんだ…!?必死に勉強したわけでもなく……懸命に働いたわけでもない……何も築かず……何も耐えず……何も乗り越えず……ただダラダラと過ごし…やったことと言えばほんの十数分の余興…なめるなっ…!

 

地は割れているが・・・・・・・・跳べる距離・・・・・・跳んだ瞬間に突風を受け バランスを崩すか・・・・?あるいは 着地点が崩れるか・・・・?そういうよっぽどのアクシデントがない限り これはまず跳べる距離なんだ・・・・・・・・!つまり勝てる勝負・・・・!・・・・・・どんなに恐ろしくとも ここは臆しちゃいけない・・・・・・!このチャンスを見送ったら オレたちに生き残りはない 臆さない・・・・!ただ・・・・行くだけ・・・・!前へ・・・!

 

毎日グズグズただ生きて……で…反省なんかしてた…いわく真面目にやんなきゃダメだの……!せめて日記でも書くか…だの…!
ケッ…!バカじゃねえの……?くだらねえっ…!御託はくだらねえっ……!
勝ちゃあいいんだよ……!勝ちゃあ……!ともかく勝てば…精神は高揚し…まともに返るんだ…!

 

運・勘・人に頼る勝負はやめだ…そういうノータリンな振る舞いはもうやめ…自分の頭で考え…勝つべくして勝つ…

 

迷ったら・・・・・・・・望みだろ・・・・・・!望みに進むのが気持ちのいい人生ってもんだろっ・・・・・・!

 

ブログ管理人のコメント
胸に突き刺さるこの世のシビアな真理・勝負に勝つための格言が雨あられと降ってくる激辛な漫画です。上記の言葉に奮起するか落ち込むかのどちらの精神状態になるかで自身の精神的な強さ・現状が上手くいっているかどうかが計れると思います。カイジの名言パート1も合わせてどうぞ。

 

カイジ 名言格言セリフ自堕落な日々を過ごしていた主人公の青年“伊藤開司”が、友人の保証人となって多額の負債を抱えたことをきっかけに、様々な勝負に挑んでいく青年漫画。命を賭けた極限の勝負の中での人間の思考・生き様が描かれており、作品独自のゲームと、「ざわ‥ざわ‥」の擬音やモブキャラの「黒服」などの福本作品独自の表現が特徴である。

元々は前後編の読み切りの予定だったが、福本がヤングマガジン編集部に限定ジャンケンのプロットを話したところで連載が決まり、その後、福本の最大のヒット作品の一つとなった。第22回(1998年(平成10年)度)講談社漫画賞一般部門を受賞。発行部数は『和也編』既刊10巻時点では4シリーズ累計2000万部を超えている。

『逆境無頼カイジ』のタイトルで日本テレビでテレビアニメ化され、2007年(平成19年)10月に第1シーズンが、2011年(平成23年)4月から第2シーズンが放送された。また、2009年(平成21年)10月、『カイジ 人生逆転ゲーム』のタイトルで実写映画化もされた。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました