自分以外の大勢の期待を背負った時、人生の中では絶対に負けることができないシーンは必ずある。
いくつもある。
その時、尽くすベストに上限はない。
ただひたすらに勝つための努力を惜しんではならないのである。
自らの努力に勝手に上限を設け、それ以上の努力をした相手を卑怯と罵る卑怯には決して堕ちてはならない。
人が生きる以上、垢が湧くように罪も湧く。
大切なのは罪を沸かせない事じゃない。罪を赦すことなのだ。
罪を受け入れよう。そして、みんなで赦そう。
知恵の実を口にしたからではありません。
何が罪かわかりますか。
蛇の甘言に耳を貸したからではありません。
まだ罪がわかりませんか。
それこそがあなたの罪なのです。
世界があなたを許さなくても、私はあなたを許します。
どうか嘆かないで。
あなたが世界を許さなくても、私はあなたを許します。
だから教えてください。
あなたはどうしたら、私を許してくれますか?
この迷路に出口がないことを知っていたから。
次に彼が不幸だった。
この迷路に出口がないことを知らなかったから。
その他大勢は不幸ではなかった。
自分たちが迷路の中にいることすら知らなかったから。
運命など幻想、神の力など無力!
サイコロの目を決めるのは天でも、神でも、ましてや偶然でもない!
それはあなたの意志、全てを打ち貫こうとする、誰にも負けない意志の力ッッ!!
私達に与えられる世界は常に一つで、その世界で幸せを見つけられるようにできているの。
だからね、反対の手の事なんて気にしちゃダメなの。
それだけなの。
それ以上は、何も望んでいないの。
本当に大切なことを打ち明けられる重要な存在なんだって。
そんな当たり前のことに気づいたの。
砂漠に落した針一本?
この世でもっとも見つけ難いもの。
闇夜に落とした鴉の羽?
この世でもっとも見つけ難いのは。
自分自身の思い違い。
二度目なら、またもかと私は呆れる。避けられなかった惨劇に。
三度目なら、呆れを越えて苦痛となる。七度目を数えるとそろそろ喜劇になる。
天よりパンが降ってきた。
ある者はなぜ肉でないかと大いに嘆いた。
天より肉が降ってきた。
ある者はパンが良かったと大いに嘆いた。
天より神様が降りてきた。
全員が喜ぶ物がわかるまで、当分は水を降らせます。
天より雨が降ってきた。
みんなは服が濡れると大いに嘆いた。
天より炎が降ってきた。
みんなは家が焼けると大いに嘆いた。
天より神様が降りてきた。
全員が喜ぶ物がわかるまで、当分は何も降らせないことにします。
天より何も降ってこない。
ある者は神に見捨てられたと大いに嘆いた。
天より色々降ってきた。
ある者は降らせる物を選べと大いに嘆いた。
天より巨岩の雨が降ってきた。
これでようやく嘆きの声はなくなった。
天より雨が降ってきた。
通りすがりの旅人は感謝する。
神よ、予期せぬ天気に感謝します。
お陰で我が旅路は退屈せずに済むのです。
神は応えずに見送った。
それでいい。神とサイコロは無口でいい。
梨花 どうか逃げないで。どちらの世界を決断したとしても、戦い抜いて選んだ世界は必ず素晴らしくなる。
だから梨花、決して戦わぬことで、片方を選ばぬように、悩まぬ選択肢の中で人間が満足することは絶対にないのだから。
揺るがない信じる心は、どんな運命をも打ち破るのです
僕はようやくわかりましたのです。
何度繰り返しても決して覆せぬこの運命は、あなたの強固な意志の力ゆえ。
僕はあなたに負けない!
教えられましたのです。
信じる力が、運命を切り開く奇跡を起こすと
僕たちは、あなたの意志と強さに負けないのです!
ネット上で繰り広げられた解釈&推理合戦で大きな話題になったひぐらしシリーズ。ループし続ける閉鎖した運命に立ち向かうという作品柄、意志決定に関する名言が多いです。ブログ管理人は超常的存在の羽生が好き。
『ひぐらしのなく頃に』(ひぐらしのなくころに、When They Cry)は、同人サークル『07th Expansion』によるコンピューターゲーム作品である。ゲームジャンルはサウンドノベル。監督・脚本は竜騎士07。
本作品は昔ながらの村社会の様相を残す村落で発生した連続怪死・失踪事件の顛末を描いた連作式のミステリーである。表現媒体としてサウンドノベル形式を採用しているが、ストーリー展開に影響を与える選択肢は存在しない。「出題編」「解答編」の各4編が2002年夏から2006年夏のコミックマーケットで発表された。
「和製ホラー要素を絡めた猟奇殺人」など、従来の同人ゲームにあまり見られなかった分野であることや「正解率1%」に代表されるような挑戦的なキャッチコピー、全編に張り巡らされた謎や伏線、プレーヤー同士が謎や互いの推理を話し合うコミュニティサイトの存在などが話題の要因となった。同人作品として10万枚を売り上げ、雑誌などにも取り上げられるところとなり、知名度は一気に上昇していった。その後、商業作品としてドラマCD化、漫画化、アニメ化、家庭用ゲーム機への移植、小説化、実写映画化などがなされ、原作シリーズ累計売り上げも60万枚を突破した。
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