谷川流による日本のライトノベルシリーズ イラストはいとうのいぢ 第8回スニーカー大賞「大賞」を受賞
ただの人間には興味ありません。この中に、宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。
死ぬのっていや? 殺されたくない? わたしには有機生命体の死の概念がよく理解できないけど
宇宙人や未来人を探し出して、一緒に遊ぶことよ!
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『果報は寝て待て。』昔の人は言いました。
でも、もうそんな時代じゃないのです。
地面を掘り起こしてでも、果報は探し出すものなのです!
だから、探しに行きましょう!
でも、もうそんな時代じゃないのです。
地面を掘り起こしてでも、果報は探し出すものなのです!
だから、探しに行きましょう!
一番大事なのは、臨機応変に対応することなの。地球の生き物はそうやって進化してきたんだからね!ぼんやりしていたら淘汰されるだけなのよ。
「俺には眼鏡属性ないし…」
「眼鏡属性って何?」
「眼鏡属性って何?」
WAWAWAわっすれもの~
人間はそのような存在のことを、神、と定義しています
失った時間は、決して取り戻すことが出来ないのよ!だから今やるの!この、たった一度きりの、高一の夏休みに!
敗者が何を言おうとそれはイイワケよ、勝たないと誰も聞く耳持たないわ。
幸せの基準なんて人それぞれなんだもの。あたしから見て不幸のどん底にいるような人だって、その人自身が自分は幸せだって思っているのなら幸せなのよ。
人生を語るのは、大往生を遂げる三秒前になってからにしなさい。
あなたを殺して涼宮ハルヒの出方を見る
今のは腹話術
禁則事項です。
みっ……ミクルビーム!
どうだいこの衣装!めがっさ似合ってると思わないっかなぁ?どうにょろ?
うん、それ無理。だってあたしは本当にあなたに死んで欲しいのだもの。
さすがは涼宮さんですね。
俺、実はポニーテール萌えなんだ。
あたしでも役に立てたんですね。今のこの時間のあたしを守ることができたんですね
YUKI.N>また図書館に
マジ、デートじゃないのよ、遊んでたら殺すわよ、ふん!
あたしはね。自分の目で見たものしか信用しないの。往々にして伝聞情報に余計なノイズが混じっているものなのよ。重要なものは一次情報なわけ。誰かの目や手を通した二次情報は最初から疑ってしかるべきなの。
あんたさ、自分がこの地球でどれほどちっぽけな存在なのか自覚したことある?
アタシはある・・・。忘れもしない・・・。小学生の六年生の時。
家族みんなで野球を見に行ったのよ、球場まで・・・。アタシは野球なんか興味なかったけど、着いて驚いた。
見渡す限り人だらけなのよ。野球場の向こうにいる米粒みたいな人間がびっしりうごめいてるの。日本の人間が残らずこの空間に集まっているんじゃないかと思った。
でね・・・親父に聞いてみたのよ。ここはいったいどれだけの人がいるんだって。満員だから五万人くらいだろうって親父は答えた。試合が終わって駅まで行く道にも人が溢れていたわ。
それを見てアタシは愕然としたの。こんなにいっぱいの人間がいるように見えて、実はこんなの日本全体で言えばほんの一部に過ぎないんだって・・・。
家に帰って電卓で計算してみたの。日本の人口が一億数千万ってのは社会の時間に習っていたから、それを五万で割ってみると・・・たった二千分の一。
アタシはまた愕然とした。アタシなんて、あの球場にいた人ごみの中のたった一人でしかなくて、あれだけたくさんに思えた球場の人達も、実は一掴みでしかないんだってね。
それまでアタシは、自分がどこか特別な人間のように思ってた。
家族といるのも楽しかったし、何よりも自分の通う学校の自分のクラスは世界のどこよりも面白い人間が集まってると思ってたのよ。でも、そうじゃないんだってその時気づいた・・・。
アタシが世界で一番楽しいと思ってるクラスの出来事も、こんなの日本のどの学校でもありふれたものでしかないんだ・・・。日本全国の全ての人間から見たら、普通の出来事でしかない・・・。そう気づいた時 アタシは急に、アタシの周りの世界が色あせたみたいに感じた。
夜、歯を磨いて寝るのも、朝起きて朝ご飯を食べるのも、どこにでもあるみんながみんなやってる普通の日常なんだと思うと、途端に何もかもがつまらなくなった・・・。
そして、世の中にこれだけの人がいたら、その中にはちっとも普通じゃなく面白い人生を送ってる人もいるんだ、そうに違いないと思ったの。
それがアタシじゃないのは何故?
小学校卒業するまでアタシはずっとそんな事を考えてた。考えてたら思いついたわ。面白い事は待っててもやってこないんだってね。
中学に入ったらアタシは自分を変えてやろうと思った。待ってるだけの女じゃない事を世界に訴えようと思ったの。実際、アタシなりにそうしたつもり。
でも、結局は何もなし・・・。そうやってアタシはいつの間にか高校生になってた。少しは何かが変わると思ってた・・・。
アタシはある・・・。忘れもしない・・・。小学生の六年生の時。
家族みんなで野球を見に行ったのよ、球場まで・・・。アタシは野球なんか興味なかったけど、着いて驚いた。
見渡す限り人だらけなのよ。野球場の向こうにいる米粒みたいな人間がびっしりうごめいてるの。日本の人間が残らずこの空間に集まっているんじゃないかと思った。
でね・・・親父に聞いてみたのよ。ここはいったいどれだけの人がいるんだって。満員だから五万人くらいだろうって親父は答えた。試合が終わって駅まで行く道にも人が溢れていたわ。
それを見てアタシは愕然としたの。こんなにいっぱいの人間がいるように見えて、実はこんなの日本全体で言えばほんの一部に過ぎないんだって・・・。
家に帰って電卓で計算してみたの。日本の人口が一億数千万ってのは社会の時間に習っていたから、それを五万で割ってみると・・・たった二千分の一。
アタシはまた愕然とした。アタシなんて、あの球場にいた人ごみの中のたった一人でしかなくて、あれだけたくさんに思えた球場の人達も、実は一掴みでしかないんだってね。
それまでアタシは、自分がどこか特別な人間のように思ってた。
家族といるのも楽しかったし、何よりも自分の通う学校の自分のクラスは世界のどこよりも面白い人間が集まってると思ってたのよ。でも、そうじゃないんだってその時気づいた・・・。
アタシが世界で一番楽しいと思ってるクラスの出来事も、こんなの日本のどの学校でもありふれたものでしかないんだ・・・。日本全国の全ての人間から見たら、普通の出来事でしかない・・・。そう気づいた時 アタシは急に、アタシの周りの世界が色あせたみたいに感じた。
夜、歯を磨いて寝るのも、朝起きて朝ご飯を食べるのも、どこにでもあるみんながみんなやってる普通の日常なんだと思うと、途端に何もかもがつまらなくなった・・・。
そして、世の中にこれだけの人がいたら、その中にはちっとも普通じゃなく面白い人生を送ってる人もいるんだ、そうに違いないと思ったの。
それがアタシじゃないのは何故?
小学校卒業するまでアタシはずっとそんな事を考えてた。考えてたら思いついたわ。面白い事は待っててもやってこないんだってね。
中学に入ったらアタシは自分を変えてやろうと思った。待ってるだけの女じゃない事を世界に訴えようと思ったの。実際、アタシなりにそうしたつもり。
でも、結局は何もなし・・・。そうやってアタシはいつの間にか高校生になってた。少しは何かが変わると思ってた・・・。
ないんだったら、自分で作ればいいのよ!
ブログ管理人のコメント
ライトノベル業界の人気を爆発させた涼宮ハルヒシリーズ。人間なら誰でも覚える日常の退屈感と真剣に向き合ったSFストーリーです。共感しやすい名言がいっぱいですね。ブログ管理人は長門有希が好きです。
ライトノベル業界の人気を爆発させた涼宮ハルヒシリーズ。人間なら誰でも覚える日常の退屈感と真剣に向き合ったSFストーリーです。共感しやすい名言がいっぱいですね。ブログ管理人は長門有希が好きです。
涼宮ハルヒシリーズ(すずみやハルヒシリーズ)は、『涼宮ハルヒの憂鬱』(すずみやハルヒのゆううつ)をはじめとする、谷川流による日本のライトノベルシリーズ。イラストはいとうのいぢ。角川スニーカー文庫(角川書店)より2003年6月から刊行されている。
既刊11巻(2014年3月現在)、累計800万部(2011年6月の時点)の売上げを記録した。世界15カ国で発売されている文庫とコミックスと合わせた累計部数は1650万部に達する。第1作である『涼宮ハルヒの憂鬱』は第8回スニーカー大賞<大賞>を受賞。他『このライトノベルがすごい!』2005年版で作品部門1位を獲得したのをはじめとし、2006年版で6位、2007年版、2008年版でそれぞれ2位と常に上位をキープしており、2005年版から4年連続でベスト10入りした唯一の作品であった。
「東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」高校入学早々、この突飛な自己紹介をした涼宮ハルヒ。美少女なのだが、その性格・言動は変人そのものであり、クラスの中で孤立していた。しかし、そんなハルヒに好奇心で話しかけた「ただの人間」である、キョンとだけは会話をするようになる。
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