真鍋昌平による漫画 第56回(平成22年度)小学館漫画賞一般向け部門受賞作品
強い国は弱い国から奪い、資本家は労働者から奪い、政治家は国民から奪う。世の中は奪い合いだ。奪るか奪られるかなら、俺は奪る方を選ぶ!
ルールを決めるのは、強者だ。金と権力のある奴らだ。強者は自分に都合のいいルールを作る。だから、いつも弱者がわりを食う。
一度なくした信用取り戻すのは、最初に信用作るより大変なんだ。
簡単に手にした金は簡単に使う。
結局金だ!金がある所に金が集まる。金のねェ奴はとことん搾られ、尊厳まで奪われる。
逃げれば逃げた分だけ、居心地の悪い所へ落ちていく。
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孤独を受け入れないと大人になれない。 大人になれないガキばかりの国でお前は大人にならなきゃなンねェーンだ。
人の評価で心を満たそうとする人間は……一瞬しか幸せになれない。
人は嘘を平気でつく。行動で示す奴しか俺は信用しねェ。
やる時は徹底的にやれ!!じゃねェーと、全部奪られちまうぞ!!
いいンじゃねーの?敵を作れねェのは善人ぶって自分に嘘を付く弱い人間だ。自分の本心に向き合っている分マシじゃねェーか。
テメェのケ.ツはテメェで拭かねェーと人は何も変わらねェーんだ
自分がしてきた事の責任を何処かできちんと取れば人は変わる。
売り上げ金抱えたまま酒を飲むようなだらしがねェバカは金融に向いてねェよ!!
……俺達が相手にしてる連中はよ、孤独に耐えられねェ連中だ。それを簡単に解消する手段を安易に手に入れた連中だ。だがよ、簡単に手に入るものは、大切にできねェ。
金が全てじゃねぇが、全てに金が必要だ
無人契約機の普及で借金がしやすくなった上に、テレビCMで慣らされ、借金への抵抗がゆるくなった。多重債務者は借入れ残高を貯金残高と錯覚し…限度額いっぱいまで借りまくり、パンクする
無理して相手に合わしてもその場限りだし、無理して着飾っても一瞬の優越感しか味わえねェ。見栄っ張りの連中は、そんなのが無意味だってのに気付かねーのな!
女は9割方、損しないためなら平気で嘘をつく生き物だ。
金は使ってこそ意味があんだ。一万円の原価知ってるか? 約28円。金は価値と交換できる引換券だ。金自体に価値はねえよ
テメェのガキの前で土下座すンじゃねェッ!!!
『回収出来ンスか?』じゃねェ。回収すンだよ!!
ブログ管理人のコメント
読むと非常にヘコむ要注意漫画ですが、人間の弱さ・借金の怖さ・社会の真理を克明に描いている非常にためになる漫画です。最初は怖かった丑嶋社長が、物語が後半に進むに従って頼もしく思えてしまうほどのダークな作品世界です。
読むと非常にヘコむ要注意漫画ですが、人間の弱さ・借金の怖さ・社会の真理を克明に描いている非常にためになる漫画です。最初は怖かった丑嶋社長が、物語が後半に進むに従って頼もしく思えてしまうほどのダークな作品世界です。
『闇金ウシジマくん』(やみきんウシジマくん)は、真鍋昌平による日本の漫画。2004年(平成16年)から『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で不定期連載されている。2010年10月より、山田孝之主演で毎日放送(MBS)の制作によりテレビドラマ化され、その映画版が2012年8月25日より公開された。
単行本は2014年5月現在で31巻まで刊行され、2014年の時点で、800万部突破している。 第56回(平成22年度)小学館漫画賞一般向け部門受賞作品。
10日5割の超暴利闇金融『カウカウファイナンス』の営業者・丑嶋馨の日常と、カウカウファイナンスに訪れる客およびその関係者の様々な人間模様と社会の闇を描いたストーリー。 物語は各エピソードの中心となる人物の視点で進み、丑嶋はそれらの人物に接触する狂言回し的存在である(よって丑嶋が全く登場しない回も多くある)。
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