大器をつくるには、いそぐべからずこと。
志定まれば、気盛んなり。
賢者は議論よりも行動を重んじる。
悔いるよりも、今日直ちに決意して、仕事を始め、技術をためすべきである。何も着手に年齢の早い晩いは問題にならない。
強い者はみんな優しい
恐怖を真っ向から受け止め、それを傍らにのけておく。それができるのが強者じゃ。
刀はさやに納めるもの どんなに切れる刀もさやがなくてはむき出しのままでは出会う者みな敵になる
強くなりたいではなく 強くありたい
ただ己の色を深く濃くしていく その色は美しい、その人の色
あれになろうこれになろうと焦るより富士のように黙って自分を動かないものに作り上げろ。世間へ媚びずに世間から仰がれるようになれば、自然と自分の値打ちは世の人が決めてくれる。
書物を読むばかりでは兵法の道に達することはできない。この書に書き付けたことを、自分自身のこととして、ただ書物を見るとか、習うとか思わず、物真似をするというのではなく、すなわち、自身の心の中から見出した道理とするよう、常にその身になって、よくよく工夫しなければならない。
道というものには、学者・僧侶・茶人などの風流者・礼法家・能役者などの道があるが、これらは武士の道ではない。武士の道ではないけれども、これらの道を広く知れば、それぞれに納得するものがある。いずれも人間は、それぞれの道々によく研鑽を積むことが肝要である。
世の道にそむくことなし
身に楽しみをたくまず
よろづに依估(えこ=えこひいきすること、頼ること)の心なし
身をあさく思い、世をふかく思う
我ことにおいて後悔せず
善悪に他をねたむ心なし
いづれの道にも、別れを悲しまず
恋慕の思いによる心なし
わが身にとり、物を忌むことなし
私宅において望む心なし
一生の間、欲心思わず
こころ常に道を離れず
身を捨てても名利は捨てず
神仏を尊んで、神仏を頼まず
自分自身を知るのは楽しんでいる時か悩んでいる時だけだ。
あらゆる階級を通じて、目立って気高い人は誰か。どんな長所を持っていても、つねに心の平衡を失わない人だ。
われわれの本性は怠惰へ傾いている。だが、われわれは活動へと心をはげます限り、その活動に真の悦びを感ずる。
有為な人間は、すぐに外面から内面へ向かって自己を教養する。
良薬は口に苦くして病に利あり。忠言は耳に逆らいて行いに利あり。
(大抵の人間は苦い諌言よりも蜜のような阿諛追従を好む。
しかし一見受け入れ難い批判こそが自己のあり方を省みる契機となり、身の破滅を防ぐ事もある。君子なら部下の意見に傾聴する謙虚さを忘れるな。)
その身正しければ、令せずして行わる。
その身正しからざれば、令すといえども従わず。
(行いが立派な者には、誰もが思わず従ってしまうものだ。
逆に、行いの出来ていないものがどんなに立派なことを言おうとも、誰も従いはしない。)
人は不合理で、非論理的で、利己的なものです。ですが、気にすることなく、人を愛しなさい。
宝石は磨かなければ光らない。人は試練が無ければ完成しない。
学びて思わざれば則ちくらし、思いて学ばざれば則ちあやうし。
(学問ばかりしても自分で考える力がなければ実力があるとはいえない。かといって自分を妄信し、相手に学ぶ姿勢をなくせば、それはただの独善だ。)
勇気は人間の第一の資質である。なぜなら、他の資質の土台となる資質であるから。
人は物事を繰り返す存在である。従って、優秀さとは行動によって得られる物ではない。習慣になっていなければならないのだ。
優秀さは訓練と習慣の賜物である。私たちは美徳と優秀さを持っているから正しく行動するのではない。むしろ正しく行動するから美徳と優秀さを持つ事ができるのである。
生まれの良い人、権勢のある人、富裕な人は、名誉を受けるに値するとみなされている。だが本当は、善い人だけが名誉を受けるに値するのである。
ネテロ 46歳 冬
己の肉体と武術に限界を感じ悩みに悩みぬいた結果 彼がたどり着いた結果は
感謝だった・・・・・
自分自身を育ててくれた武道への限りなく大きな恩 自分なりに少しでも返そうと思い立ったのが
一日一万回 感謝の正拳突き!!
気を整え
拝み
祈り
構えて
突く!!!!!!
一連の動作を一回こなすのに当初は5~6秒
一万回を突き終えるまでに初日は18時間以上を費やした 突き終えれば倒れる様に寝る 起きてまた突くを繰り返す日々
2年が過ぎた頃 異変に気付く 一万回付き終えても 日が暮れてない
齢50を超えて完全に羽化する 感謝の正拳突き一万回 1時間を切る!!
かわりに祈る時間が増えた
山を下りた時ネテロの拳は音を置き去りにした
いつからだ……?敵の攻撃を待つ様になったのは
一体いつからだ 敗けた相手が頭を下げながら差し出してくる両の手に 間を置かず 応えられる様になったのは?
そんなんじゃねェだろ!!オレが求めた武の極みは 敗色濃い難敵にこそ全霊を以て臨む事!!
ここは 墓場 貴様のな
感謝するぜ お前と出会えた これまでの全てに!!!
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