ダメ?
「だ、ダメだ、すまない、撃てない。
僕、本番に弱いんだ
ふざけたり、カッコつけたりして、なんとかしようとしたけどダメだった」
「いいから撃て」
「僕の銃弾が魔女を倒すんだ。
歴史に残る大事件だ。
このガルバディアの、世界の未来を変えてしまうような事件だ。
そう考えたら僕は……」
「もうしゃべるな!
撃て!」
「撃てないんだッ!」
人生には無限の可能性があるってさ~。
僕はそんなの信じてないんだ。
いつだって選べる道は少なかった。時には道は1本しかなかった。
その、少なかった可能性の中から自分で選んだ結果が僕をここまで連れてきた。だからこそ僕はその選んだ道を……選ばなくちゃならなかった道を大切にしたい。
それでもよければ、俺たちと一緒にいてくれ。みんなも望んでいるはずだ。
行われているのは当然、本物の戦闘なのであります。
生と死、勝利と敗北、名誉と屈辱、すべてが隣り合わせの世界。
君たちのほとんどが、まだ知らない世界というわけですね
そうだぜ……子供のころサイファーにいじめられたことなんか忘れてもいい。
それよりも、今、バラムにいる両親を守るための力がオレには必要だ。
オレを引き取って育ててくれたんだ。
母さんたちを守る力、手放せないぜ。
結局、ステージは壊れてしもたけど、
あたし、夢のバンド、やってみせたよ……。
みんなと約束したよね、
あたしたちだけで、あたしたちのために、
心に残ることをやり遂げよって。
……ね、ね、あたしがやったステージ。
みんながやりたがってたステージ。
みんな、見てたよね?みんな、聞こえてたよね?
…………。あたし、みんなに届くまで何度でも頑張るよ!
あたしたちの夢、もっとおっきくて、もっともっと素敵なんやもんね!
あとは悔いの無いように力の限り行動するだけです。
しかし……。迷っているときはとことん迷いなさい。
何事も中途半端がいけませんよ。
俺の前に伸びていた何本かの道。
その中から俺は正しいと思った道を選んできた。
……そう思いたいんだ。
あんたが笑顔で導いてくれた、
この道を選んだことは……正しかったのか?
……リノア……。
ここまで歩いてきて……。
あんたの手を離さなくちゃならない……。
祝・FF7のリメイク決定!人間ドラマに重きを置いた、以降のFFの作風を軌道に乗せた名作です。解釈次第でストーリーの見方ががらりと変わる、よく作り込まれたシナリオとカードゲームの面白さは今でも記憶に鮮明に残っています。
『ファイナルファンタジーVIII』(ファイナルファンタジーエイト、FINAL FANTASY VIII、略称:FFVIII、FF8)は、1999年2月11日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたRPG。ファイナルファンタジーシリーズのメインシリーズ8作目に当たる。日本での販売数は約369万本。PlayStationソフトとして販売本数第2位である。2009年9月24日よりゲームアーカイブス(PlayStation Store内)でも配信されている。
『ファイナルファンタジーVII』が初のPS版作品として商業的成功をおさめたことを受け、本作品は予算が前作から倍以上になり、ハリウッドとの連携やスタッフ200人体制などが採られた。本作では、独特なキャラクターカスタマイズシステムやPS史に残る美麗なムービー、シリーズ初の生オーケストラ起用、そして同様にシリーズ初の主題歌『Eyes On Me』をかかげ発売された。主題歌は洋楽チャート2週連続首位を獲得するなど、ゲーム以外の分野でも「ファイナルファンタジー」の名を知らしめ、その後のシリーズに強く影響を与えた作品でもある。第4回日本ゲーム大賞 優秀賞を受賞。
本作では、メインシナリオの他にサブシナリオ・イベントが多数設定されており、これらを巡るザッピング要素も盛り込まれている。様々な背景を知るメタファーも多く、これらを読むとくのも本作の醍醐味となっている。
兵士養成学校バラムガーデンに所属する主人公スコール・レオンハートは、ガーデン所属特殊部隊SeeDの一員となる。その夜、行われた就任パーティーで、スコールは少女リノア・ハーティリーと出会う。自分の気持ちに正直に生きるリノアと行動を共にするうちに、他人と深く関わろうとすることを拒絶するスコールの心に変化が生じていく。
そして運命はスコールを、奇妙な夢に現れる男ラグナ・レウァールの人生との交錯、かつて世界中を脅威にさらした魔女との未来を懸けた戦いに巻き込んでいく。
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