高屋奈月による漫画 2001年(平成13年度)第25回講談社漫画賞・少女部門受賞 「もっとも売れている少女マンガ」としてギネスブックに認定
あたし もしかして さびしかったのかな もう もうずっと前から さびしかっただけなのかな 他愛もない時間 でも大切な時間を 求めていたのかな…
別に
急に強くなれた訳じゃないし
何かが変わった訳でもない
まだ
震える体
だけど
立ち向かっていこう?
大切なのは弱さ故の向上心
急に強くなれた訳じゃないし
何かが変わった訳でもない
まだ
震える体
だけど
立ち向かっていこう?
大切なのは弱さ故の向上心
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傷をつける人間もいれば その傷を 包み込んでくれる存在も確かに いる事 それは少なからず勇気をくれる
だから もう 巻き込んだりしない 一人でいい 一人で走り続ける 理解されなくていい 嫌われるぐらいがいい 孤独(ひとり)でいい 固くそう決めてたのに 泣くもんかって決めていたのに
ごめん すがってしまう こんなにも自分は無力で こんなにも弱い
ごめん すがってしまう こんなにも自分は無力で こんなにも弱い
同情も 同調もいらないの 誰かと分かりあうつもりはないの この気持ち せつない気持ちも嬉しい気持ちも 私だけのものだよ
虚栄心とか 恐れとか そんなモノばっか気にしてる自分は 小さくて バカだなぁ…って もっとちゃんと 守れる自分に なりたい
別れの次は、出会い、ですからっ。さよならの次は、初めまして、ですからっ。……ですからっ。ですから、これからも、卒業、しても、元気で、元気で、笑っていてくれるよう祈ってますから……
「大人」にならなくてもいいが 自分の行動や発言には責任の持てる奴になれ
同じ目線に 辿り着きたいって思った 一握りでいいから理解したかった だって そうじゃなきゃ 側にいたって意味ないだろ
届いてほしい どうか 私は私の気持ちを今さら 叶えたい為にここに立ってるわけじゃ なくて 倖せだったと伝えたいだけ 楽しかったから 出会えて本当に良かったから その気持ち 届いて
・・・やっと理由がわかった なんで抱きしめてくれないのかなって思ってたんだ そうだよね・・・ 怖いよね 知られたくないよね 他人と距離をおいちゃうよね 好きな人なら なおさら
でも 怖がらないで 私を拒絶しないで 私は・・・ はとりと会えて嬉しい はとりを好きになって幸せ 側にいたいの
でも 怖がらないで 私を拒絶しないで 私は・・・ はとりと会えて嬉しい はとりを好きになって幸せ 側にいたいの
産まれてくる子が 一人の個人(にんげん)なんだって事を 理解(わか)ってる今日子は 大丈夫だよ 同じ人間同士 自分がしてもらって嬉しかった事 自分がされて悲しかった事を 忘れないでいてあげよう
親の思いどおりにならない子どもは我が子ではないと言い切りますか?一度も間違いを犯さずに生きなければ我が子と認めませんか?貴方がたは そんな神業的な生き方をしてこられたと?
誰が死のうと 世界はひとつも困らない いつものように 夜はきて朝はくる 世界はきっと 誰も必要としてなんかいない …だけど それは悲しくて それはとてもさびしい事で だから 人間は人間を 求めるんだ きっと
痛い目見て、迷惑かけないと解らない気持ちだってあるさ。人生の底まで落ちて初めて、解る気持ちだってあるさ。綺麗なものに反発して、でもドロドロになって初めて、綺麗なものが恋しくなったりもするさ。痛みには優しさが必要で、暗闇が目立つにはお陽さまが必要で、どっちも馬鹿に出来ない。どっちも無駄なものじゃない。
だから、つまづいて間違っても、それは無駄じゃないさ。「無駄にするもんか!」って思ってれば、きっと自分を育てる肥やしになるさ。
だから、つまづいて間違っても、それは無駄じゃないさ。「無駄にするもんか!」って思ってれば、きっと自分を育てる肥やしになるさ。
自分にも「何か」作りだす力があるんだということを 確かめたかった 形あるモノをこの手からも 生みだせるということ 自分無しでは存在しない「何か」があるんだということを 知りたかったのかもしれないね
もう 望まない 俺だけのものに したいとかそんなこと 望まない 望まないから お願いだ せめて せめて残る時間だけは 側に 側にいたい 遠く離れるその時までは その瞬間までは
「愛する」ってのは 目の前にあるモノだけを愛するんじゃなくて 過去も未来も 抱きしめることかもしれない
俺の痛みを 全部 拾いあげてくれたわけじゃないんだ 溝だって全部埋まったわけじゃないんだ だけど大切なのは 一番 大切なのは そんな事じゃなくて 一緒に いてくれるんだ
生き方がつたなくて おぼれないように必死でもがいて力を抜けば 浮くのにね
そういう事じゃないんだ 誰かに「好きだ」って言ってもらえて初めて… 自分を好きになれると思うんだ…… 誰かに受けいれてもらえて初めて 自分を少し許せそうな 好きになれそうな気が してくると思うんだ
「自分を好きになる」って・・・それってどういう事なんだろう・・・「いい所」って どうやって捜すものなんだろう 嫌いな所しかわからない わからないから嫌いなのに
俺、誰かのせいにするのはもう嫌だ。俺にだって悪い所や、改めていかなきゃならない所がたくさんあるんだって事をちゃんと自覚していかなくちゃいつまでたってもバカなままだ。誰かの何かのせいにしてたらいつまでたっても変われない
俺だって 背伸びせず対等の目線で 必要として 必要とされたい 眠ってるだけでも もらうだけでもなく あげたい 俺にしかあげられないモノを
君がくれたたくさんの優しさや 温もりを糧に もう一度歩きだしたい 暗闇に負けたくない 信じて進みたい 今度こそ 無駄にすることなく 俺だけの 生きてる証をみつけだしたい
たぶん本当は 心の底で 自由に願う未来があるはず でも呪いが それを縛りつけてしまうのならば 私は呪いを 解きたい
どんな夜も やっぱり朝を迎えて 明けない夜は やっぱりなくて またひとつずつ 始めていきましょう
嬉しいことや、楽しいことにいつか終わりがくるように、こわいことや、かなしいことにも終わりはきます。必ず。その時は信じられなくてもどうか、どうか諦めないで。生きて、生きてほしい。歩いていくことは諦めないで。どうか、それだけは、やめないで
長く擦れ違いあっていて 遠まわりをして ようやく触れ合うことができたのかも しれないね
変わっていく事が 生きていく事なら なんて 残酷な優しさだろう たくさん たくさん 悩んだけれど 幻滅だと言われたけれど あの人が好きです 想いは叶わないまま終わっても もう 立ち止まらないって決めたから
奇跡 夾君のとなりに 私がこうしていられること その奇跡が もっともっと できればずっと 続くように 努力したい 手をつないで 一緒に 歩いてくれるのは “当たり前”では決してないから
・・・どうして 人は誰かを羨まずにはいられないのでしょうか どうして気づかないのでしょう 自分自身の素敵なところに
ブログ管理人のコメント
少女漫画の不朽の名作として名高いフルーツバスケット。恋愛に関してのセリフだけでなく、自らの意思や立ち向かおうという思いが数多くあり、胸を熱くせずにはいられません。ただ恋愛感情にのぼせるのではなく、こんな風に自分の足でしっかり立ってパートナーといっしょに歩めたら素敵ですね。
少女漫画の不朽の名作として名高いフルーツバスケット。恋愛に関してのセリフだけでなく、自らの意思や立ち向かおうという思いが数多くあり、胸を熱くせずにはいられません。ただ恋愛感情にのぼせるのではなく、こんな風に自分の足でしっかり立ってパートナーといっしょに歩めたら素敵ですね。
『フルーツバスケット』は、高屋奈月による日本の漫画作品。『花とゆめ』(白泉社)において、1998年16号から2006年24号まで連載された(ただし、2000年18号から2001年19号まで作者の体調不良により休載)。全23巻。略称は「フルバ」・「フルバス」など。作者の高屋奈月は、「フルバ」と呼称している。テレビアニメ作品としても制作され、2001年にテレビ東京系で放送されていた。
2001年(平成13年度)、第25回講談社漫画賞・少女部門受賞。23巻までの果計売上部数が1800万部を突破したことが発表された。北米では、2004年にTOKYOPOPより初刊が刊行され、2006年12月の時点において15巻まで刊行。同社最大のヒット作であり、2006年12月6日のTOKYOPOPの公式サイトで、15巻までの累計売上部数が200万部を超えた事が発表された。また、「もっとも売れている少女マンガ」として、ギネスブックに認定されている。
本田透は都立海原高校に通う女子高生。唯一の家族だった母親を事故で亡くし、小山で一人テント暮らしをしていた。ところがそのテントを張った場所は、同級生の草摩由希の一族が所有する土地だった。何とか交渉し敷地内でのテント暮らしを許可してもらおうとしていた時、土砂崩れでテントも失ってしまい、それがきっかけで由希が暮らす同じ一族の草摩紫呉の家に居候することに。 居候初日、透は草摩一族の秘密を知ってしまう。彼らは代々十二支の物の怪憑きで、異性に抱きつかれると憑かれた獣に変身してしまうという体質だったのだ。
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