椎名軽穂による日本の少女漫画
俺は、ずっと 千鶴一筋 これ、内緒な
…私がどれだけ 矢野さんと吉田さんを…… …すきよりもっと……だいすきか……
…こんなのもう大すきじゃん …友達かって言ったら微妙って言ったけどさ こんなの……もう友達じゃん… …だって あたしら これだけ貞子のことで悩めるんだもん……
なんなんだかわかんねーけどよお おまえ人のせいにすんなよな!人のせいにしたって解決なんかできねーんだ おまえ自分でなんかどーにかしたか?この先理不尽なこともいっぱいあるだろーけどよ 結局おまえが自分でなんとかするしかねーんだよ
……私は求めていたの 矢野さんや吉田さんや 風早君のような存在を ずっと憧れていたの 大事に思う気持ち 大事にされる気持ちを
…一体いつからだったのかな… 憧れも尊敬も それは今でも変わらない ――だけど …憧れも尊敬も飛び越えて 生まれてしまった もっともっと大きな 大すきの気持ちは
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俺だけが知ってたのになぁって ほんとはちょっと思ってた だから今のは俺にちょうだい ひとりじめ
私 あんまりうれしくて 慣れなんて忘れちゃった 風早くんに会う前の自分なんて もう 忘れちゃった…
すきだよ、あやねちゃん。もうあやねちゃんの後ろ姿見送んのはいやだ。オレあやねちゃんがかわいいよ。あやねちゃんが大好きだよ。不器用でおひとよしで……すきなんだよ、すきだ!今まで誰もすきになってないなら、オレをすきになってよ。今すぐじゃなくていーよ。オレをすきになって。オレが大事にする。あやねちゃんを大事にする。
そんなの―― 誰も呼ばないのに―― いいなぁ このひと いいなぁ ・・・・・・初めてだよ 名前を呼ばれるのも― ・・・こんな気持ちも 生まれて初めてだよ――
……私が 風早くんの優しさや……爽やかさ 明るさ…正直さに―― ……惹かれたのは事実で…… それだけは… …… 何の誤解もありません………!
しってる?友達ってね、気付いたらもうなってんの!
風早君はいつも 私が壊そうとしている壁を その笑顔ひとつでなんなくほどいてしまうから。
……気付いてないの? …俺を動かしてるのも黒沼なんだって
耐えてるよ!!…でも、これは俺じゃダメだからあいつらじゃないと意味ねーから
爽子ちゃんが ライバルで良かった
親しくなれたら 人との距離も 悩まなくていいような気がしていたけれど ちがうね すきなひとほど なやむの 距離のとり方ひとつに しぐさに ちょっとの表情の変化に すきだから ひとつひとつが なにもどうでもよくないの・・・・・・・・・・・・どうか・・・ どうか 確かめあっていけますように
・・・・・・わかってもらえない事の方が多かったと思う 気持ちを言えない事の方が多かったと思う それでも頑張る黒沼がすきだ
ブログ管理人のコメント
日本中の女の子の心へストレートに響くシンプルで力強い名言がいっぱいです。飾らない普通の言葉にこそ発言者のありのままの心が映っていると思わせてくれますね。
日本中の女の子の心へストレートに響くシンプルで力強い名言がいっぱいです。飾らない普通の言葉にこそ発言者のありのままの心が映っていると思わせてくれますね。
『君に届け』(きみにとどけ)は、椎名軽穂による日本の少女漫画、および、これを原作としたテレビアニメ、実写映画。略称は「君届(きみとど)」。『別冊マーガレット』(集英社)にて 2005年9月号より連載中。第32回講談社漫画賞少女部門受賞作。単行本は2015年1月現在、23巻まで刊行されている。
当初本作品は、椎名の前作である『CRAZY FOR YOU』の単行本最終巻(第6巻)に収録するために読み切り作品として執筆され、『別冊マーガレット』2005年9月号に掲載された。その後、『CRAZY FOR YOU』の次作の連載に際し椎名が充分な構想を得られなかったため、翌2006年、同誌1月号から同名作品として連載化された。
舞台は北海道。北幌高校に入学した黒沼爽子は、陰気で見た目が暗く、長い黒髪から、周りからは「貞子」と呼ばれて恐れられ、クラスに全く馴染めないでいた。しかし、自身とは対照的な、爽やかで、学年で男女問わず人気者で、爽子の噂を全く気にしない、クラスメイトの風早翔太とまともに喋ったことをきっかけに、友情・恋愛・進路などを通して爽子は新たな発見をし、1歩1歩成長していく。そして、爽子を中心に、風早たちの友情・恋愛・進路も動き出す。
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