藤田和日郎による漫画
だって僕は「自分を信じて」いるもん。
自分を信じて「夢」を追い続けていれば、
夢はいつか必ず叶う!
自分を信じて「夢」を追い続けていれば、
夢はいつか必ず叶う!
彼は言った 滅びるから美しいのではない。滅びを知ってもなお,己の存在を肯定できる…その姿こそが美しいのだと…
オレを・・・ しろがねと呼びな。
ああ、ルシール 僕にもわかるよ・・・ ナルミは何かを捨てて変身しているのだな。自動人形(オートマータ)にとっての悪魔(デモン)に!
自分の命が惜しくねえヤツにゃ 他人の命の重さなんぞ、絶対にわからねえよ!!
思い残すことはない。 私は「本物」の人生を生きた・・・
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人生は・・・そういうものだよ・・・
生まれた時、人は白い画用紙と、色とりどりのクレヨンを渡されて、なんでも描いていいよと言われる・・・
さて何を描こうか考えているうち・・・たっぷりあったはずの時間は過ぎてゆく・・・
ようやく描きたいものが決まった時にはもう帰る時間さ・・・
描きかけの紙とクレヨンは取り上げられてしまうんだ・・・
私はねずっと紙の端を黒く塗っていたよミンシア。
ウサギを描きたかったんだけど気付いた時には・・・フフ・・・もう、白いところは全て塗り潰して・・・
あんたは私には、なるんじゃないよ・・・
ちゃんと良い絵を・・・ クレヨンをしっかりにぎって真っ直ぐに紙を見て・・・・
迷わず・・・お描き・・・ 自分の・・・絵を・・・さ。
生まれた時、人は白い画用紙と、色とりどりのクレヨンを渡されて、なんでも描いていいよと言われる・・・
さて何を描こうか考えているうち・・・たっぷりあったはずの時間は過ぎてゆく・・・
ようやく描きたいものが決まった時にはもう帰る時間さ・・・
描きかけの紙とクレヨンは取り上げられてしまうんだ・・・
私はねずっと紙の端を黒く塗っていたよミンシア。
ウサギを描きたかったんだけど気付いた時には・・・フフ・・・もう、白いところは全て塗り潰して・・・
あんたは私には、なるんじゃないよ・・・
ちゃんと良い絵を・・・ クレヨンをしっかりにぎって真っ直ぐに紙を見て・・・・
迷わず・・・お描き・・・ 自分の・・・絵を・・・さ。
「コロンビーヌ、あなたは男の人に抱きしめられるのが望みだったわね」
「それが・・・どうした?」
「私はもう抱きしめられちゃった・・・二回も。
だから・・・幸せ・・・」
「・・・いいな・・・うらやましいねえ。あんた・・・」
「それが・・・どうした?」
「私はもう抱きしめられちゃった・・・二回も。
だから・・・幸せ・・・」
「・・・いいな・・・うらやましいねえ。あんた・・・」
で・・・お代はいかほど・・・いただけるんで・・・
私があなたのママンになってあげましょうか? 私はもう、ひとつの命を抱いているの――― もう一人くらい いつでも、抱きしめられるわ
そうだ・・・私がしてきたことも造物主様がしてきたこともまちがいだ 多くの人間を殺し、苦しめてきた・・・
人間は皆たくさんの過程を経て、成長してきたものなのに。
私はなんという恐ろしい存在だったのか・・・
でも、あの人間達は、私にエレオノールを託してくれた!こんな人形を・・・・・・ 信じてくれた!
だから・・・私はそれに応えたい!
死なせない。エレオノールは。この子だけは私が、守ってみせる!!
造物主様に会うためにではなく、自分で一度くらいは「笑って」みたかったけれど・・・・・・
今は自分のことよりも、この子が大事!
人間は皆たくさんの過程を経て、成長してきたものなのに。
私はなんという恐ろしい存在だったのか・・・
でも、あの人間達は、私にエレオノールを託してくれた!こんな人形を・・・・・・ 信じてくれた!
だから・・・私はそれに応えたい!
死なせない。エレオノールは。この子だけは私が、守ってみせる!!
造物主様に会うためにではなく、自分で一度くらいは「笑って」みたかったけれど・・・・・・
今は自分のことよりも、この子が大事!
白金、ディーン・メーストル、才賀貞義、フェイスレス司令。
全員同じ人間。
君らにゾナハ病と災厄をばらまいた男だよーん!
全員同じ人間。
君らにゾナハ病と災厄をばらまいた男だよーん!
人間の怒りには、真っ赤に爆発するものと・・・静かにゆらぎながら・・・・・・真っ青に燃え続けるものがあるのさ。
せっかく私にも、やりたいことが・・・見つかったのに・・・
さぁ、次は・・・あの子達に、何を弾いてやろう・・・・・・
さぁ、次は・・・あの子達に、何を弾いてやろう・・・・・・
もともとナイイノチ・・・何を恐レルコトがアル!?
私は<猛獣使い>! 獣に喰われ路傍に屍をサラすが本望!!
私は<猛獣使い>! 獣に喰われ路傍に屍をサラすが本望!!
オリンピア・・・ありがとう。
僕たちはそろそろ・・・退場らしい・・・・・・
うん・・・?
台詞(セリフ)が無粋かい・・・?
じゃあこんな時にはなんと言おう・・・
ああ・・・そうか・・・幸せに おなり ・・・だ・・・
僕たちはそろそろ・・・退場らしい・・・・・・
うん・・・?
台詞(セリフ)が無粋かい・・・?
じゃあこんな時にはなんと言おう・・・
ああ・・・そうか・・・幸せに おなり ・・・だ・・・
サーカスのテントではじめて会った時からずっと、
しろがね、おまえを愛していた。
しろがね、おまえを愛していた。
なんて素敵なんだろう
自分の心が相手に届くのは・・・
なんて素晴らしいのだろう。
大好きな人の笑顔を息のかかる近さで見ていられるのは。
今、私の中にいる、二人のフランシーヌが・・・・・・
うなずいている。
ああ・・・私はやっぱりこの人が好き。
好き・・・大好き。
自分の心が相手に届くのは・・・
なんて素晴らしいのだろう。
大好きな人の笑顔を息のかかる近さで見ていられるのは。
今、私の中にいる、二人のフランシーヌが・・・・・・
うなずいている。
ああ・・・私はやっぱりこの人が好き。
好き・・・大好き。
見よパンタローネ、
フランシーヌ様が笑っていらっしゃるぞ!
なァパンタローネ・・・・・・見ているか・・・?
・・・なんだ・・・見ているじゃない・・・か・・・
フランシーヌ様が笑っていらっしゃるぞ!
なァパンタローネ・・・・・・見ているか・・・?
・・・なんだ・・・見ているじゃない・・・か・・・
かわいいぼうや 愛するぼうや 風に葉っぱが舞うように ぼうやのベッドは ひいらひらり
天にまします 神さまよ この子にひとつ みんなにひとつ
いつかは恵みをくださいますよう
いつかは恵みをくださいますよう
天にまします 神さまよ この子にひとつ みんなにひとつ
いつかは恵みをくださいますよう
いつかは恵みをくださいますよう
弟の恋した女を奪って、彼を変えた。
女を追いつめて・・・ 死に向かわせた・・・
そして・・・ただの兄弟のいさかいに他人を巻き込み、利用した・・・
天は罪人になにも許さない、安らぐことも、死ぬことも・・・
私に許されたことは、ただひとつ・・・ おまえ達、自動人形を、憎むこと。
女を追いつめて・・・ 死に向かわせた・・・
そして・・・ただの兄弟のいさかいに他人を巻き込み、利用した・・・
天は罪人になにも許さない、安らぐことも、死ぬことも・・・
私に許されたことは、ただひとつ・・・ おまえ達、自動人形を、憎むこと。
フランシーヌなど、己になんの関係もない!
ナルミよ・・・あんなに気持ちのいい腕相撲は初めてだったな・・・・・・
今度は負けないぞ。
今度は負けないぞ。
うれしいな・・・・・・
うふふ、やっと男の人に、抱きしめられちゃったァ。
うふふ、やっと男の人に、抱きしめられちゃったァ。
「我々は貴女様が為に存在するのですから・・・こう仰ってくださればよろしいのです。
戦え、そして、 勝て、と。」
「・・・じゃあ 戦って、勝ちなさい
そして・・・かならず戻ってきなさい!」
戦え、そして、 勝て、と。」
「・・・じゃあ 戦って、勝ちなさい
そして・・・かならず戻ってきなさい!」
弟を助けるのが。兄だもんなァ。
銀・・・兄さん・・・
僕が、まちがっていたよ。
銀・・・兄さん・・・
僕が、まちがっていたよ。
笑って・・・
くれたの
エレオノール・・・?
こんな・・・
恐ろしい
人形(わたくし)に・・・?
ほ・・・ほら、
エレオノール・・・べろべろ・・・
くれたの
エレオノール・・・?
こんな・・・
恐ろしい
人形(わたくし)に・・・?
ほ・・・ほら、
エレオノール・・・べろべろ・・・
ばあ・・・・・・
星がみえるわ・・・
なんて、いい気持ち。
ブログ管理人のコメント
巧みに敷かれた幾多の伏線と、涙無しには読めない感動のストーリー。子どもでもすんなり理解できる平易な言葉の中に強い意志や心の琴線に触れる要素が込められています。ブログ管理人は恋の妄執に取り憑かれているフェイスレス司令が好き。
巧みに敷かれた幾多の伏線と、涙無しには読めない感動のストーリー。子どもでもすんなり理解できる平易な言葉の中に強い意志や心の琴線に触れる要素が込められています。ブログ管理人は恋の妄執に取り憑かれているフェイスレス司令が好き。
『からくりサーカス』は、藤田和日郎による日本の漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)にて1997年32号から2006年26号にかけて連載された。単行本は全43巻。
藤田和日郎の長編第2作である冒険活劇。作者の前作『うしおととら』を上回る複雑なプロットや展開、それに匹敵するであろう強烈なバイオレンス描写とアクション、前作にはあまり見かけられなかった恋愛要素も盛り込んでいるのが特徴。演出の特徴としては、オートマータ(敵の)がやられたときに細かい歯車やネジなどの部品が飛び散ることである。
前作同様、物語を最初から見ないと話の筋を殆ど理解できない造りになっている。200年に及ぶ膨大な時間を舞台としており、さらに過去現在の時間軸を縦横無尽に配置しているのが原因である。また、1巻ごとのエピソードが物語の真相に深く関わっているのもその一つである。その複雑なストーリー漫画の描写やアクション描写などから高い人気を誇る。
200年前に起こった悲劇を因縁として巻き起こる、自分の意思を持ち人間に害をなす「自動人形(オートマータ)」と、操り人形を武器にオートマータを破壊することを使命とする人形破壊者「しろがね」との戦いと、それに巻き込まれ、数奇な運命をたどることになる3人の主人公達の繰り広げる物語である。
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