日本の将棋棋士 将棋界で初の7タイトル独占を達成
私は才能は一瞬のひらめきだと思っていた。しかし今は、10年とか20年、30年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。
毎回石橋を叩いていたら勢いも流れも絶対つかめない。
相手のことを知るよりも、自分自身が強くなればそれで済む世界だし、それを目指した方が本筋というか、王道という気がする。
私は「どんなことでもリスクのない状態はない」と考えています。現代は様々なリスクが定量化されているので、必要以上に数値にとらわれると臆病になってリスクが取れなくなります。でも、リスクのない状態はないと開き直ってしまえば、リスクをとることにためらいがなくなります。
イメージが浮かぶのは序盤と終盤である。浮かんでしまえば、あとは中盤でその間のつじつまを合わせればいい。
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山ほどある情報から自分に必要な情報を得るには、「選ぶ」より「いかに捨てるか」の方が、重要なことだと思います。
欠点を裏返すと、それがその人の一番の長所であったりする。
人は追い込まれないと深く考えないし、そういうプレッシャーの中でしか真の実力は養えません。曖昧で答えのわからない状態というのは誰にとってもつらいものですが、私はそういう局面こそ強くなるチャンスだと常に考えるようにしています。
ビジネスや会社経営でも同じでしょうが、一回でも実践してみると、頭の中だけで考えていたことの何倍もの「学び」がある。
将棋にも思考の最中、時速300kmの世界がある
「三手の読み」は、短期的な未来予測。論理的な判断。「鳥瞰・俯瞰」は、大局的で感覚的な判断。「三手の読み」と「鳥瞰・俯瞰」を併用してバランスよく使い分けることが大切
何事であれ、最終的には自分で考える覚悟がないと、情報の山に埋もれるだけである。
勝敗を決するのは高いテンション、自分への信頼、分が悪い時に踏みとどまる根性。
成果が出ないときこそ、不安がらずに、恐れずに、迷わずに一歩一歩進めるかどうかが、成長の分岐点であると考えています。
今の情報化社会では知識や計算は簡単に手に入る、出来る物。だからもうあまりそれらに意味はない。これからの時代の人間にとって大事なのは決断する事だと思います。
守ろう、守ろうとすると後ろ向きになる。守りたければ攻めなければいけない。
集中力がある子に育てようとするのではなく、本当に好きなこと、興味を持てること、打ち込めるものが見つけられる環境を与えてやることが大切だ。
人生の中で目指しているものがはっきりしている人はいくつになってもエネルギーがある。
アイデアはいろいろな知識が組み合わさることで生まれてきます。最初の段階では、自分が取捨選択した知識を吸収することから始める。するとある臨界点に達したとき、それまで蓄積した知識と知識が結びついて、理解になり、湧き出るようなアイデアが次々と出てくるようになるんです。そうなるまでは、やはり辛抱強く知識を蓄積していくしかありません。
最後は直感で判断します。瞬間的にこれが正しいと感じるというのは、要するに、それまでの経験の積み重ねから脳がそう判断したということですから、ああでもない、こうでもないと理屈で考えた結果よりも、よっぽど信頼できます。実際、あとで振り返っても、直感で指した手が間違っていたというケースはあまりないのです。
ブログ管理人のコメント
まず最初にゴールを俯瞰で見定めてから、ゴール地点に続く道筋を考え上げる。羽生氏のあえてリスクを取りながら積極的に立ち向かっていく姿勢はあらゆる勝負事に共通する大切なスタイルだと思います。
まず最初にゴールを俯瞰で見定めてから、ゴール地点に続く道筋を考え上げる。羽生氏のあえてリスクを取りながら積極的に立ち向かっていく姿勢はあらゆる勝負事に共通する大切なスタイルだと思います。
羽生 善治(はぶ よしはる、1970年9月27日 – )は、日本の将棋棋士。二上達也九段門下。棋士番号は175。
攻守共に優れた居飛車党であり、急戦・持久戦問わず指しこなす。また、振り飛車を採用することもある。また、対局の中の様々な面で強さを発揮する。勝又清和は「大山の力強い受け、中原の自然流の攻め、加藤(一)の重厚な攻め、谷川の光速の寄せ、米長の泥沼流の指し回し、佐藤(康)の緻密流の深い読み、丸山の激辛流の指し回し、森内の鉄板流の受け、といった歴代名人の長所を状況に応じて指し手に反映させる‘歴代名人の長所をすべて兼ね備えた男’」としている
終盤での絶妙の勝負手あるいは手渡し、他の棋士が思いつかないような独特な寄せ手順から逆転することは、主に若手時代、「羽生マジック」と呼ばれ、それを表題とした書籍も複数出版されている。
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