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この子が綺麗なのは心の中に薔薇を一輪持ってるからだ。星の王子さまの名言

星の王子さま 名言格言セリフ

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説

 

心の中に一輪の花を持っている。この世の中に花はたくさんあるけれど、自分が大事にするたったひとつの花がある。

 

きみが夕方の四時に来るなら、ぼくは三時から嬉しくなってくる。
そこから時間が進めば進むほど、どんどん嬉しくなってくる。そうしてとうとう四時になると
もう、そわそわしたり、どきどきしたり。
こうして、幸福の味を知るんだよ。

 

では、おまえ自身の裁判をしなさい。それが一ばんむずかしい裁判じゃ。他人を裁判するより、じぶんを裁判するほうが、
はるかに困難じゃ、もし、おまえが、りっぱにじぶんを裁判できてたら、それは、おまえが、ほんとに賢い人間だからじゃ。

 

どんなおとなたちも、一度は子どもだった。でもそのことを覚えている大人はほとんどいない。

 

花が、なぜ、さんざ苦労して、なんの役にもたたないトゲをつくるのか、そのわけを知ろうというのが、だいじなことじゃないっていうのかい?

 

子どもたちは、ぼろきれのお人形に時間を費やす。だからそのお人形はとっても大事なものになる。それで、とりあげられると泣くんだね・・・

 

砂漠が美しいのは、どこかに井戸をかくしているからだよ……

 

大人は数字が好きだ。新しい友だちができたよ言っても、大人は大事なことは何も聞かない。「どんな声の子?」とか「どんな遊びが好き?」とか「チョウチョを収集する子?」などとは聞かない。聞くのは「その子はいくつ?」とか、「兄弟は何人?」とか、「体重は?」とか、「お父さんの収入は?」などということばかりだ。こういう数字を知っただけで、大人はその子のことをすっかり知ったつもりになる。

 

ぼくはね、花を持ってて、毎日水をかけてやる。火山も三つ持ってるんだから、七日に一度すすはらいをする。
火を吹いてない火山のすすはらいもする。いつ爆発するか、わからないからね。
ぼくが、火山や花を持っていると、それがすこしは、火山や花のためになるんだ。

 

みんなは、特急列車に乗りこむけど、いまではもう、なにをさがしてるのか、わからなくなってる。だからみんなは、そわそわしたり、どうどうめぐりなんかしてるんだよ……

 

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人間は、花のいうことなんていいかげんにきいていればいいんだから。花はながめるものだよ。においをかぐものだよ。

 

さあ、いつまでもぐずぐずしないで。いらいらするから。
行くって決めたのなら、もう行って。

 

人間たちはもう時間がなくなりすぎて、ほんとうには、なにも知ることができないでいる。なにもかもできあがった品を、店で買う。でも友だちを売ってる店なんてないから人間たちにはもう友だちがいない。

 

そうだよ、家でも星でも砂漠でも、その美しいところは、目に見えないのさ

 

ぼくはあの花を愛していたんだ。
ただあの頃のぼくには、花を愛するということが、どういうことなのかわからなかったんだ

 

それがどんなに大事なことかおとなには、ぜんぜんわからないだろう!

 

心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ

 

星の王子さま「きまりって、それ、なにかい? 」
キツネ「そいつがまた、とかくいいかげんにされているやつだよ」

 

だれかが、なん百万もの星のどれかに咲いている、たった一輪の花がすきだったら、その人は、そのたくさんの星をながめるだけで、しあわせになれるんだ。

 

この子が綺麗なのは、心の中に薔薇を一輪持ってるからだ

 

ぼくは、あの星のなかの一つに住むんだ。その一つの星のなかで笑うんだ。だから、きみが夜、空をながめたら、星がみんな笑ってるように見えるだろう。

 

ブログ管理人のコメント
分かりやすい言葉でこの世の真理を暗喩する、含蓄の深い言葉ばかりです。素直になって物事を見ていた子どもの視点を、大人になっても失わないようにしたいモノです。

 

星の王子さま 名言格言言葉文章『星の王子さま』(ほしのおうじさま、フランス語原題:Le Petit Prince、英語: The Little Prince)は、フランス人の飛行士・小説家であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説である。彼の代表作であり、1943年にアメリカで出版された。2009年現在、全世界で8000万部、日本では600万部が売られている。

体裁は児童文学ながら、子供の心を失ってしまった大人に向けての示唆に富んでいる。« Le plus important est invisible » 「大切なものは、目に見えない」を始めとした本作の言葉は、生命とは、愛とはといった人生の重要な問題に答える指針として広く知られている。この作品の元になったと思われる、1935年のリビア砂漠での飛行機墜落事故の体験は、サン=テグジュペリによる随筆集『人間の土地』で語られている。レイナル・ヒッチコック社(en:Reynal & Hitchcock 現存しない)による1943年の初版以来、作者自身による挿絵が使われ、素朴な主人公や脇役の姿は作品とともに愛されている。

操縦士の「ぼく」は、サハラ砂漠に不時着する。1週間分の水しかなく、周囲1000マイル以内に誰もいないであろう孤独で不安な夜を過ごした「ぼく」は、翌日、1人の少年と出会う。話すうちに、少年がある小惑星からやってきた王子であることを「ぼく」は知る。
王子の星は家ほどの大きさで、そこには3つの火山と、根を張って星を割いてしまう程巨大になるバオバブの芽と、よその星からやってきた種から咲いた1輪のバラの花があった。王子はバラの花を美しいと思い、大切に世話していた。しかし、ある日バラの花とけんかしたことをきっかけに、他の星の世界を見に行くために旅に出る。

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