そこから時間が進めば進むほど、どんどん嬉しくなってくる。そうしてとうとう四時になると
もう、そわそわしたり、どきどきしたり。
こうして、幸福の味を知るんだよ。
はるかに困難じゃ、もし、おまえが、りっぱにじぶんを裁判できてたら、それは、おまえが、ほんとに賢い人間だからじゃ。
火を吹いてない火山のすすはらいもする。いつ爆発するか、わからないからね。
ぼくが、火山や花を持っていると、それがすこしは、火山や花のためになるんだ。
行くって決めたのなら、もう行って。
ただあの頃のぼくには、花を愛するということが、どういうことなのかわからなかったんだ
キツネ「そいつがまた、とかくいいかげんにされているやつだよ」
分かりやすい言葉でこの世の真理を暗喩する、含蓄の深い言葉ばかりです。素直になって物事を見ていた子どもの視点を、大人になっても失わないようにしたいモノです。
『星の王子さま』(ほしのおうじさま、フランス語原題:Le Petit Prince、英語: The Little Prince)は、フランス人の飛行士・小説家であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説である。彼の代表作であり、1943年にアメリカで出版された。2009年現在、全世界で8000万部、日本では600万部が売られている。
体裁は児童文学ながら、子供の心を失ってしまった大人に向けての示唆に富んでいる。« Le plus important est invisible » 「大切なものは、目に見えない」を始めとした本作の言葉は、生命とは、愛とはといった人生の重要な問題に答える指針として広く知られている。この作品の元になったと思われる、1935年のリビア砂漠での飛行機墜落事故の体験は、サン=テグジュペリによる随筆集『人間の土地』で語られている。レイナル・ヒッチコック社(en:Reynal & Hitchcock 現存しない)による1943年の初版以来、作者自身による挿絵が使われ、素朴な主人公や脇役の姿は作品とともに愛されている。
操縦士の「ぼく」は、サハラ砂漠に不時着する。1週間分の水しかなく、周囲1000マイル以内に誰もいないであろう孤独で不安な夜を過ごした「ぼく」は、翌日、1人の少年と出会う。話すうちに、少年がある小惑星からやってきた王子であることを「ぼく」は知る。
王子の星は家ほどの大きさで、そこには3つの火山と、根を張って星を割いてしまう程巨大になるバオバブの芽と、よその星からやってきた種から咲いた1輪のバラの花があった。王子はバラの花を美しいと思い、大切に世話していた。しかし、ある日バラの花とけんかしたことをきっかけに、他の星の世界を見に行くために旅に出る。
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