人は何かの犠牲なしに何も得ることはできないのだから
しかしそれを乗り越え自分のものにした時……
人は何にも代えがたい鋼の心を手に入れるだろう
それはただの”可能な事”になり下がる
理想を語れよ
理想を語れなくなったら人間の進化は止まるぞ
本当にたくさんの幸せをいただいていた事に気付きました
だから今度は僕らが幸せを返す番だと思うんです
10もらったら自分の1を上乗せして11にして次の人へ渡す
小さいけど僕達が辿りついた
「等価交換を否定する新しい法則」です
これから証明していかなきゃいけないんです
格の違いってやつを見せてやる!!
生きることを諦めるな!
だけど、きみや息子たちに会えて
生きてて良かったと心から思うようになったよ
充実した人生だった。
そうさ十分だ…
………………ああ…くそっ
でもやっぱり、死にたくねぇなぁと思っちゃうな
おまえらホムンクルスよりずっと弱い存在のはずなのに
叩かれてもへこたれても道をはずれても
倒れそうになっても、綺麗事だとわかってても
何度でも立ち向かう、周りが立ちあがらせてくれる
そんな人間がお前は羨ましいんだ
もう何にも要らねえや・・・
じゃあな・・・魂の友よ・・・
ようやく跪いたな、人造人間ホムンクルス
貴様はこう云ったな。『まだまだ死なない』と。ならば、死ぬまで殺すだけだ。
よく見ておけ
これが人体錬成を…
神様とやらの領域を侵した
咎人の姿だ!!
ああそうだ
狗だ悪魔だとののしられても
アルと二人元の体に戻ってやるさ
だけどなオレたちは、悪魔でもましてや神でもない。人間なんだよ
たった一人の女の子さえ助けてやれない
ちっぽけな人間なんだ………!!
みんな俺の物なんだよ
だから俺は俺の所有物を見捨てねぇ!!
なんせ欲が深いからなぁ!!
何かを得るためには同等の代価が必要になる
映画や小説でよくあるパターンだ
戦場で家族や恋人の話を持ち出して幸せを語る奴は
高確率ですぐ死ぬ! その辺でやめとけ!
何故神を手に入れた私がこんなことになっている?
何故この私が攻撃をくらっている?
たかが人間の錬金術師に―――――
素手で!!!
世界と無関係でいることなんてできない
アイテム生成係…といった既存の地味なイメージの錬金術師をハデなバトルと掛け合わせた人気作です。分かりやすい言葉なのに胸に響く良い言葉がいっぱいですね。
『鋼の錬金術師』(はがねのれんきんじゅつし)は、荒川弘による日本の漫画作品。また、それを原作とした派生作品。『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて、2001年8月号から2010年7月号まで連載された。全108話。同年10月号には番外編が掲載された。単行本は全27巻が発売されており、累計発行部数は6,100万部を記録し、スクウェア・エニックス発行のコミックスの最高記録となる。
錬金術が存在する架空の世界を舞台としたファンタジー漫画(作品の帯などでは「ダーク・ファンタジー」であるとされる)。物語の世界は、19世紀の産業革命期のヨーロッパをモチーフにしている。連載終了時点で『月刊少年ガンガン』の連載中作品の中では最長連載された作品である。最終回が掲載された2010年7月号は、通常の2割増しの発行部数であったにもかかわらず完売(スクウェア・エニックス発表)したため、最終回が同年9月号にも再び掲載されるという異例の事態となった。
幼き日に最愛の母親、トリシャ・エルリックを亡くした兄・エドワードと弟・アルフォンスのエルリック兄弟は母親を生き返らせようと思う余り、錬金術における最大の禁忌、人体錬成を行う。しかし錬成は失敗し、エドワードは左脚を、アルフォンスは自らの身体全てを失ってしまう。エドワードは自身の右腕を代価として、アルフォンスの魂を鎧に定着させることに辛うじて成功したが、自分達の愚かさに気づく。その後エドワードは自ら失った右腕と左脚に機械鎧(オートメイル)を装着し、仮の手足を手に入れる。12歳となったエドワードは国家錬金術師となり、二つ名「鋼」を授けられ、アルフォンスと共に元の体に戻る為、絶大な力を持つ賢者の石を探す旅に出る。
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