平野耕太による漫画
我らは神の代理人 神罰の地上代行者 我らが使命は 我が神に逆らう愚者を その肉の最後の一片までも絶滅すること――― Amenエイメン
首を切った?心臓を突いた?そこいらの吸血鬼と彼を一緒にするなよ そんなモノでは死なない!
貴様が対化物法技術の結晶であるように 彼はヘルシング一族が100年間かけて栄々と作り上げた最強のアンデッド 吸血鬼アーカード
貴様が対化物法技術の結晶であるように 彼はヘルシング一族が100年間かけて栄々と作り上げた最強のアンデッド 吸血鬼アーカード
ウォルター 奴ら私の部下たちを喰っていた・・・・・・・・絶対に許せない この館から生きて帰すな
小.便は済ませたか?神様にお祈りは?部屋のスミでガタガタふるえて命ごいをする心の準備はOK?
いいですか?暴力を振るって良い相手は悪魔共と異教徒共だけです
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高貴さも信念も理念もなく キリにもコウモリにも姿を変えられない 撃たれたキズの回復すらできない
喰うためでもないのに女・子供を皆.殺し 挙句銃弾が切れたら戦う事すらできない
貴様それでも吸血鬼のつもりか 恥を知れ
喰うためでもないのに女・子供を皆.殺し 挙句銃弾が切れたら戦う事すらできない
貴様それでも吸血鬼のつもりか 恥を知れ
さあ 戦争の時間だ
踊れ踊れ化物共 地獄を見せろこの私に
戦争交響曲が聞こえる あの懐かしい音が 阿鼻と叫喚の混声合唱が
「もっとも恐るべき化物とは何か わかるかねインテグラ」
「・・・・・・・吸血鬼」
「そうだその通りだよ 我らが宿敵吸血鬼だよインテグラ ではなぜ吸血鬼はそれほどまでに恐ろしい? 吸血鬼は弱点だらけだ にんにくを嫌い 十字架を嫌い 聖餅や聖水は身を焼く 川・海・湖畔・流れる堀を渡れず 太陽に目をそむけ 聖書に目をそむけ ほとんどの吸血鬼は夜しか動けず 安息のねぐらは唯一ツ暗く小さな棺だけ それでも吸血鬼は無敵の怪物と呼ばれる インテグラ 何故だかわかるかな」
「・・・・・・・狼やコウモリを操る事? 」
「それは決定的ではない」
「心臓にくいを刺さないと死なない事?」
「少々役不足だ 倒す法はそれに限らん」
「他人の血を吸い いくらでも仲間と下僕を増す?」
「それは確かに恐るべきことだ だが無敵か、とは少し違う もっともっともっともっと単純なことだ」
「・・・・・・・力が強い?」
「そうだ 吸血鬼はとっても力持ちなのだよインテグラ 反射神経 集中力 第六感 身体能力 特殊能力 耐久力 吸血能力 変身能力 不死性 etc etc
しかし最も恐るべきはその純粋な暴力・・・『力』だ 人間達を軽々とぼろ雑巾の様に引きちぎる そしてたちの悪いことに吸血鬼達はその力を自覚している 単一能としてでなく 彼の理知を持って力を行使する『暴君』だ 吸血鬼との近接戦闘は死を意味する
いいかねインテグラ 吸血鬼とは知性ある血を吸う『鬼』なのだ これを最悪といわず何をいうのか」
「・・・・・・・吸血鬼」
「そうだその通りだよ 我らが宿敵吸血鬼だよインテグラ ではなぜ吸血鬼はそれほどまでに恐ろしい? 吸血鬼は弱点だらけだ にんにくを嫌い 十字架を嫌い 聖餅や聖水は身を焼く 川・海・湖畔・流れる堀を渡れず 太陽に目をそむけ 聖書に目をそむけ ほとんどの吸血鬼は夜しか動けず 安息のねぐらは唯一ツ暗く小さな棺だけ それでも吸血鬼は無敵の怪物と呼ばれる インテグラ 何故だかわかるかな」
「・・・・・・・狼やコウモリを操る事? 」
「それは決定的ではない」
「心臓にくいを刺さないと死なない事?」
「少々役不足だ 倒す法はそれに限らん」
「他人の血を吸い いくらでも仲間と下僕を増す?」
「それは確かに恐るべきことだ だが無敵か、とは少し違う もっともっともっともっと単純なことだ」
「・・・・・・・力が強い?」
「そうだ 吸血鬼はとっても力持ちなのだよインテグラ 反射神経 集中力 第六感 身体能力 特殊能力 耐久力 吸血能力 変身能力 不死性 etc etc
しかし最も恐るべきはその純粋な暴力・・・『力』だ 人間達を軽々とぼろ雑巾の様に引きちぎる そしてたちの悪いことに吸血鬼達はその力を自覚している 単一能としてでなく 彼の理知を持って力を行使する『暴君』だ 吸血鬼との近接戦闘は死を意味する
いいかねインテグラ 吸血鬼とは知性ある血を吸う『鬼』なのだ これを最悪といわず何をいうのか」
水面にいくら石を投げこんだとて 影をいくら踏みつけたとて水面は消えず 影は消えず そういうものなのだ それは『死の河』だ それは生も死も全てがペテンだ
何とも不死身で 不敗で無敵で最強で馬鹿馬鹿しい
だが我々は打倒する 君の未帰還を以って 我々はアーカードを打倒する
何とも不死身で 不敗で無敵で最強で馬鹿馬鹿しい
だが我々は打倒する 君の未帰還を以って 我々はアーカードを打倒する
私の眼前で死人が歩き 不死者が軍団を成し 戦列を組み 前進をする 唯一の理法を外れ 外道の法理を以って通過を企てるものを 教皇庁が 第13課が この私が許しておけるものか
貴様らは震えながらではなく 藁のように死ぬのだ
貴様らは震えながらではなく 藁のように死ぬのだ
我が下僕 吸血鬼アーカードよ!!命令する!!白衣の軍には白銀の銃を以って朱に染めよ 黒衣の軍には黒鉄の銃を以って朱に染めよ 一木一草尽く我らの敵を赤色に染め上げよ 見敵必殺!見敵必殺!!総滅せよ 彼らを生かしてこの島から帰すな
お・・・おまえは おまえは・・・自分の兵まで・・・ッ自分の家臣まで・・・ッ自分の領民まで・・・・・ッ何て奴だ・・・ッおまえはなんだ!!化け物!!悪魔(ドラクル)・・・・・・!!悪魔(ドラキュラ)・・・・・・!!
我らは第13課 神罰の地上代行者なり 我らは一切の矛盾無くお前の夢を打ち砕く
さらば!!我が友!!
さらば!!我が友!!
アンデルセン お前に倒されても良かった あの日なら あの日暮れの荒野なら523年前のあの日ならあの日なら お前に心臓をくれてやってもよかった
でももう もはやだめだ おまえにわたしはたおせない
化物を倒すのはいつだって人間だ人間でなくてはいけないのだ!!
でももう もはやだめだ おまえにわたしはたおせない
化物を倒すのはいつだって人間だ人間でなくてはいけないのだ!!
どうした黒いの 立てよ一発殴られてハイお終いって訳にはいかないんだよ 小僧
ろくでもない外法で吸血鬼になんぞなってしまうから 再生にも回復にもおっつかなくて体を磨り潰している
さあてどうなるのかな? もうその姿を保ってもいられんのだろう 全盛の頃にはな!!じゃあどうなる?元のジイサンかな いやそれとも・・・ガキに戻る
ようウォルター 60年ぶりだな
ろくでもない外法で吸血鬼になんぞなってしまうから 再生にも回復にもおっつかなくて体を磨り潰している
さあてどうなるのかな? もうその姿を保ってもいられんのだろう 全盛の頃にはな!!じゃあどうなる?元のジイサンかな いやそれとも・・・ガキに戻る
ようウォルター 60年ぶりだな
見敵必殺!!見敵必殺(サーチデストロイ)だ!!従僕!!私は命令を下したぞ!!何も変わらない!!見敵必殺!!見敵必殺だ!!我々に敵対するあらゆる勢力は叩いて潰せ!!逃げもかくれもせず正面玄関から打って出ろ!!全ての障害はただ進み押し潰し粉砕しろ!!
そう言う訳にはいかんのだよお嬢さん(フロイライン)がた
ただ死ぬのは真っ平御免なんだ それ程までに度し難いのだ 我々は 世界中の全ての人間が我々を必要となどしていない 世界中の全ての人間が我々を忘れ去ろうとしている
それでも我々は 我々のために必要なのだ ただただ死ぬのなんかいやだ それだけじゃいやだ!
私達が死ぬにはもっと何かが必要なのだ もっと!!もっと!!と そうやってここまでやって来た 来てしまった!!もっと何かを!!
まだあるはずだ!!まだどこかに戦える場所が!!まだどこかに戦える敵が!!世界は広く!! 驚異と脅威に満ち!!闘争も鉄火も肥えて溢れ!!きっとこの世界には 我々を養うのに足るだけの戦場(いくさば)が確実に存在するに違いないと!!
ただ死ぬのは真っ平御免なんだ それ程までに度し難いのだ 我々は 世界中の全ての人間が我々を必要となどしていない 世界中の全ての人間が我々を忘れ去ろうとしている
それでも我々は 我々のために必要なのだ ただただ死ぬのなんかいやだ それだけじゃいやだ!
私達が死ぬにはもっと何かが必要なのだ もっと!!もっと!!と そうやってここまでやって来た 来てしまった!!もっと何かを!!
まだあるはずだ!!まだどこかに戦える場所が!!まだどこかに戦える敵が!!世界は広く!! 驚異と脅威に満ち!!闘争も鉄火も肥えて溢れ!!きっとこの世界には 我々を養うのに足るだけの戦場(いくさば)が確実に存在するに違いないと!!
随分と分の悪い賭にBE.Tしたなウォルター君 もうすぐお前の「札」も燃えて墜ちる お前の主は私の主が お前の輩は私の輩が そしてお前は私が殺すからだ
虫といったな この人を 虫けらといったな!!
許さない 許さない!!
許さない!!!!!!
許さない 許さない!!
許さない!!!!!!
老いすら楽しむものさ、我々英国人は
貴様は 私の主をメ.ス豚と呼んだ
おまえ生きて英国から帰れると思うなよ ぶ,ち殺すぞ人間!!
おまえ生きて英国から帰れると思うなよ ぶ,ち殺すぞ人間!!
全て私の思うがままだ
彼はまた城壁を築きはじめた
私の勝ちだ
私は彼をはなから人だなどと思っていない
いや、むしろ吸血鬼とすら思っていない
彼は城であり彼は運動する領地だ
暴君の意志が率いる死の河という領民達だ
倒すにはどうすればいい?
屠るには何をすればいい?
私は寝ても覚めてもそればかり考える
それが私のたった一つの戦争のやり方だからだ
戦争、戦争だ
彼と私との
全身全霊で戦わねばならん
私には何がある?
彼には何がある?
体を変化させ、使い魔を使役させ、力をふるい、心を操り
体を再生させ、他者の血をすすり、己の命の糧とする
それが吸血鬼、彼だ
私には何もない
なぜなら私は人間だからだ
きっと吸血鬼になれば素晴らしいのだろう
無限永久に生きて
無限永久に戦い続けられば
それはきっと歓喜なのだろう
だが私はそれはできない
それだけは決して
彼はまた城壁を築きはじめた
私の勝ちだ
私は彼をはなから人だなどと思っていない
いや、むしろ吸血鬼とすら思っていない
彼は城であり彼は運動する領地だ
暴君の意志が率いる死の河という領民達だ
倒すにはどうすればいい?
屠るには何をすればいい?
私は寝ても覚めてもそればかり考える
それが私のたった一つの戦争のやり方だからだ
戦争、戦争だ
彼と私との
全身全霊で戦わねばならん
私には何がある?
彼には何がある?
体を変化させ、使い魔を使役させ、力をふるい、心を操り
体を再生させ、他者の血をすすり、己の命の糧とする
それが吸血鬼、彼だ
私には何もない
なぜなら私は人間だからだ
きっと吸血鬼になれば素晴らしいのだろう
無限永久に生きて
無限永久に戦い続けられば
それはきっと歓喜なのだろう
だが私はそれはできない
それだけは決して
ブログ管理人のコメント
かっこよさと狂気の両方が満ちたキレまくりのセリフの数々。一文一文に発言者の意志と魂がこもっているかのような印象を受けます。ブログ管理人は心身が徐々に人間側から吸血鬼側に変質していくセラスが好き。
かっこよさと狂気の両方が満ちたキレまくりのセリフの数々。一文一文に発言者の意志と魂がこもっているかのような印象を受けます。ブログ管理人は心身が徐々に人間側から吸血鬼側に変質していくセラスが好き。
『HELLSING』(ヘルシング)は、平野耕太による日本の漫画作品。『ヤングキングアワーズ』(少年画報社)に連載されていた。
主に20世紀末のイギリスを舞台とし、大英帝国の王立国教騎士団、通称「ヘルシング機関」と、これに所属するインテグラ、アーカード、セラスの3人を主軸に展開する吸血鬼と吸血鬼ハンターとの戦いを描いたバトルアクション漫画である。「平野節」と呼ばれる作者独特の過激な台詞回しが大きな特徴。また、1944年のワルシャワを描いた外伝『THE DAWN』がある。
英国の小村、チェダース村で村人が行方不明になる事件が続出していた。そしてある夜、その村は喰屍鬼(グール)によって埋めつくされた。この事件に王立国教騎士団、通称ヘルシング機関が動いた。そこに派遣されたのはヘルシングのゴミ処理係の「吸血鬼」、アーカード。喰屍鬼を操るのは吸血鬼。アーカードは襲われていた婦警のセラスを吸血鬼もろとも殺し、アーカードの手によってセラスは女吸血鬼となって復活してしまった…
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