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馬鹿は罪じゃないものね。馬鹿は罪じゃなくて罰だもの。化物語の名言

化物語 名言格言セリフ

西尾維新によるファンタジー小説

 

どんな重かろうと、それはきみが背負わなくてはならないものだ。他人任せにしちゃあ―いけないね

 

私は今、阿良々木君を嫌いになることがとても怖い 私は今、阿良々木君を失うことが怖い でもね、これまでの私の人生はあんまり幸福とは言えないものだったけれど 不幸だからこそ、阿良々木君の気をひけたというのなら、それで、よかったと思うの それくらい私は、阿良々木君にまいってしまっている

 

勉強を教えてあげられること。可愛い後輩と、ぶっきらぼうなお父さん。それに――この星空。私が持っているのは、これくらいのもの。私が阿良々木くんにあげられるのは、これくらいのもの。これくらいで、全部

 

やればできるなんて、聞こえのいい言葉に酔っていてはいけませんよ。その言葉を言うのはやらない人だけです。

 

阿良々木君、どうせあなたのことだから自分が死ねば全部解決するとか間の抜けたことを思っていたんじゃないかしら 冗談じゃないわよ。阿良々木君が死んだら、私はどんな手を使ってでも神原を殺すに決まっているじゃない 阿良々木君、私を殺人者にするつもり?

 

正論は人を傷つける。いつだって。

 

阿良々木くんに限らない。多分私は、自分以外の誰かに助けを求めることができないのだ 決定的なところを人に委ねたくないと思っている。キャスティングボードを手放したくないと思っている。自分の人生を自分で定義したいと思っている。だから 猫になった。怪異になった。私になった。

 

随分と元気がいいね〜何か良い事でもあったのかい?

 

誰かを好きになるということはとても素敵なことだと思うんだ。それだけれ生きていこうって気になって、それだけで元気になって、ふわふわのぽわぽわになるものなんだって、思うんだ。
世の中は色々難しくって、思い通りにならないことや嫌なことがたくさんあって、日常だと考えていたものはあっけなく崩れたりするし、頼れるはずだった決まりごとは案外頼りなくなって、身体も心もすぐに疲れて、疲れ果てて、ついついその場にへたり込んで倒れたくなっちゃったりするけれど、それでも、誰かを好きだという気持ちがあれば頑張れると思うんだ。
泣きたいときも笑えると思うんだ…だから。だから私は、暦お兄ちゃんを好きになったのかも知れないね…ただ、誰かを好きになって、自分の精神を安定させるために。

 

無知は罪だけれど、馬鹿は罪じゃないものね。馬鹿は罪じゃなくて、罰だもの

 

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友達は要らない 友達を作ると人間強度が下がるから

 

小さな頃から好きだった漫画を大きくなって嫌いになったり、逆に、昔は意味のわからなかった小説を、今は味わい深く読んでいたりする。好きな人を嫌いになったり、嫌いな人を好きになったり、価値があったものがどうでもよくなったり、捨ててきたものを惜しんだりする そんなあれこれの繰り返しこそが、人生であり、また生きていくことなんだとすると、それが空しくないと言えば嘘になる

 

いい人間は幸福な人間で、悪い人間は不幸な人間だと、それまで僕は思い込んでいた――しかし、そうではなかった。

 

馬鹿や道化に優しい世界だよ。ルール無用の馬鹿が罪を犯すより、偉大な人間が罪を犯したほうが重罪と見做される。偉大な人間に、人格まで立派であれというのは、明らかにノブレス・オブリージュとかの範囲を超えているだろうに。健全な肉体に健全な魂が宿るとは言えないし、偉大な頭脳に偉大な魂が宿るとも、やっぱり言えないのに。

 

そうだよにゃあ。ご主人も泣けばよかったんだよにゃあ 悲しかったんだから。寂しかったんだから。悔しかったんだから。そうすれば、俺とか、苛虎とかを生み出さにゃくっても案外うまくいったのかもしんねーぜ。いや、逆だっだっけ。俺達がいたから、ご主人は泣けにゃかったのか。それも、まあ、そうだよにゃあ?俺達みたいにゃ妹がいたら。

 

なんでもは知らないわよ 知ってる事だけ。

 

十数年積み重ねてきた家族の苦しさが、数ヶ月募らせた恋愛の切にゃさに劣っちゃいけにゃい理由でもあるのかにゃ?

 

じゃったら儂のこと好きって言って?

 

ブログ管理人のコメント
機知に富んだセリフの掛け合いが楽しい物語シリーズ。辛辣な言葉の中に真理が数多く見つかるかと思います。ブログ管理人は忍と八九寺真宵が好き。

 

化物語 名言格言セリフ『化物語』(バケモノガタリ)は、西尾維新によるファンタジー小説。〈物語〉シリーズ第1弾(通巻1、2巻目)として講談社BOX(講談社)から刊行された。イラストはVOFANが担当している。

『化物語』は21世紀初頭の日本の田舎町を舞台に高校生の阿良々木暦が怪異と関わった少女達と出会い、その怪異にまつわる事件を解決していく物語。作者の西尾は「とにかく馬鹿な掛け合いに満ちた楽しげな小説を書きたかった」と語っており、ギャグやパロディ、メタ視点を交えた登場人物同士の会話に多くのページが割かれているのが特徴。

高校3年生の少年・阿良々木暦は、文化祭の準備をしていた5月のある日、ひょんなことから2年間ろくに会話すらしたことがない病弱なクラスメイト・戦場ヶ原ひたぎの秘密を知ってしまう。なんと彼女には、およそ体重と呼べるものがほとんど無かったのである。暦は秘密を知った日の放課後、ひたぎから秘密をばらさないようにと執拗な脅しを受けるが、それにもめげず彼女の秘密に対する協力を申し出る。彼女によると、2年前に1匹の不思議な蟹に出会い、重さを根こそぎ持っていかれたのだと言う。

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